きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

MENU CLOSE
検索

【ファイターズ斎藤佑樹】涙のラスト登板で11年間のプロ生活にピリオド「持っているのは”最高の仲間”」

スポーツ 友だち追加

 斎藤佑樹(33)投手が引退のときを迎えました。

 10月17日(日)、札幌ドーム。

 2006年の甲子園優勝で“ハンカチ王子”の新語・流行語を生み、早稲田大学でも栄光を手にした斎藤佑樹投手。ドラフト1位で入団したファイターズでも2012年に開幕投手をつとめるなどファンの心を強く動かしました。

 そのラスト登板を一目見ようと多くの人たちが札幌ドームに駆け付けました。

 ファンはー

 「私にとってのヒーローだった。“青春が終わる”というような気持ち」

 「最後にこうして札幌ドームで投げる姿を見られるのはうれしい」

 ◇試合前の斎藤投手本人は…

 試合前の記者会見。斎藤佑樹投手は感謝の気持ちを口にしました。

 「高校3年生の夏の甲子園から約15年間、斎藤佑樹という野球選手を長い間見守って頂き本当にありがとうございました。“今日が最後なんだ”ということが信じられないのですが、この日を準備していただいて本当に感謝しています」。

 ◇7回にその時が

 プロとしての第一歩を踏み出した札幌ドームで最後の登板に臨む斎藤投手、その時は1点リードの7回に訪れました。

 ベンチを出るときチームメートに声をかけられます。完売となった観客席、ライトスタンドのバファローズファンからも拍手が起きます。

 斎藤投手は万感の思いを胸にプロ最後のマウンドに上がります。

 相手は首位バファローズの1番・福田周平選手(29)。

 初球は…プロ初登板の時同様、ストレート。球速は129キロでしたが1ストライクを奪います。

 続く2球目のストレートは外に外れてボールでしたが、3球目はファールを打たせて福田選手を追い込みます。

 プロとして最後の真剣勝負をかみしめるように投げ込む斎藤投手。

 6球目が外れてフルカウントに。

 そして、プロ11年を締めくくる最後の一球を投じます。

 引退登板、最後の試合は打者1、球数7、結果はフォアボールでしたがファンからの惜しみない拍手に包まれながら笑顔でマウンドを降ります。

 笑顔でラスト登板を終えた斎藤投手でしたがベンチで迎えた栗山英樹監督(60)から声をかけられると溢れる感情をこらえることが出来ませんでした。

 ◇試合後の引退セレモニーで

 試合後に行われた引退セレモニーでマイクの前に立った斎藤佑樹投手ー

 「斎藤は”持っている”と言われたこともありました。でも本当に持っていたらいい成績も残せたでしょうしこんなに怪我もしなかったはずです。僕が持っているのは”最高の仲間です”皆さんと過ごした時間は僕の一生の宝物です。長い間本当にありがとうございました」。

 そして最後に鎌ケ谷の後輩たちから斎藤投手の登場曲「勇気100%」を杉谷拳士選手(30)や清宮幸太郎選手(20)らが歌う映像が映し出されるとスタンドは笑顔に包まれました。

 多くの野球ファン、そしてチームメイトに愛された斎藤佑樹選手。惜しまれながらもこの日限りでユニホームに別れを告げました。

 【斎藤佑樹投手プロ通算成績】
 89試合 15勝26敗 防御率4.34

  • みんテレ