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“赤潮”被害 イクラやウニが高騰 「時短解除なのに」寿司店は悲鳴…値段そのままで量は半分に

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「カレニア・セリフォルミス」

 北の海で赤潮が発生したわけは? 

 東京大学大学院 農学生命科学研究科 岩滝 光儀 准教授:「赤潮が発生している地域を見ると低水温に分布している。セリフォルミスは低水温に適応している」

セリフォルミスは低水温に適応している

 赤潮の影響はさらに広がっています。北海道釧路市の水産加工会社「阿部商店」では、これまで地元産のイクラを扱ってきましたが入荷量が半分ほどになりました。

 北海道内のオホーツク地方から取り寄せていますがその分、運送料がかさみます。

 阿部商店 阿部 英晃 社長:「年末に向かって新巻きやイクラは、2020年より1~2割高くなってしまう。2021年だけで被害が終わるような対策を求める」

イクラの入荷量が半分に

 そして、影響は札幌市の飲食店にも。

 水上 孝一郎 記者:「こちらの回転すし店は10月15日から通常営業ですが、人気のウニとイクラに赤潮の影響が出ています」

 秋サケの不漁と赤潮の影響で、イクラの仕入れ値が高騰しています。

イクラの仕入れ値が高騰

 回転すし 活一鮮 佐藤 いわお 社長:「2021年は1キロ9000~8000円。2020年の1.5倍になっている。原料を確保するのが大変な状況」

 ウニも品薄です。これまで2個で539円でしたが…。

 回転すし 活一鮮 佐藤 いわお 社長:「これまで2個で提供していたが、今は1皿1個で提供している」

 10月7日から値段はそのままで、量を半分にせざるを得ませんでした。

「ウニ」1貫539円に

 回転すし 活一鮮 佐藤 いわお 社長:「味がいいのを優先すると、色が悪いものも出てくる。それでも今までの価格の2~3倍ぐらいする。客から『色が悪い』と言われたり、返されたりすることも。年末にかけて世の中からウニが消えてしまうのではと懸念」

 北の海、そして食卓が大きな危機を迎えています。

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