"整備記録に問題なし" 2人死亡「グライダー墜落事故」…運輸安全委が見解 エンジン含めさらに調査へ
北海道上川地方の美瑛町で10月12日に起きたグライダーの墜落事故。国の運輸安全委員会が13日に行った調査で、整備記録には不備がなかったことがわかりました。
中田 和樹 記者:「墜落現場では国の航空事故調査官2人が入り、事故原因を調査しています」
この事故は10月12日午前、北海道美瑛町でエンジン付きのグライダーが離陸直後に美瑛川に墜落し、乗っていた兵庫県の山田広司さん(68)と東京都の渡辺正樹さん(69)の2人が死亡したものです。
国の運輸安全委員会の事故調査官が13日に行った現地調査で、グライダーの整備記録に不備がなかったことがわかりました。
運輸安全委員会 藤原 琢也 主管調査官:「整備記録には問題点は見当たりません。エンジンはまだ見ていないので、はっきりわかりません」
離陸直後にエンジンが停止したとみられることから、14日以降、詳しく調べる予定です。