サケ・ウニ大量死…釧路だけで"28億円" 有害プランクトン含む「国内初の赤潮」原因か 支援求める声も
赤潮によるとみられるサケやウニなどの漁業被害が、北海道釧路地方だけで約28億円に上ることがわかりました。
9月下旬から北海道東部を中心に相次ぐサケやウニの大量死。
厚岸町では8日朝、ウニの水揚げが行われましたが釧路地方の5市町村ではサケ約8000匹、ウニが5割から9割死ぬなど、被害額は推定28億円に上ることがわかりました。
漁業者:「日に日に出漁するごとに死んでいる数が多く、いつもの水揚げの10分の1」
原因は「カレニア・セリフォルミス」という魚介類に有害なプランクトンと見られ、これを含む赤潮の確認は日本で初めてです。
被害額はさらに増えるとみられ、自治体や漁協などは国や北海道に漁業者の支援を求めています。