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「国内初確認」の赤潮と判明…"低水温でも増殖"するプランクトン 前年はロシアで発生 被害長期化の懸念

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赤潮が発生している海(提供:厚岸漁業協同組合)

 北海道の太平洋沿岸でサケなどが大量死する漁業被害が起きている問題をめぐり、原因とみられる赤潮が国内で初めてのプランクトンによるものであることがわかりました。

 これは国と北海道の研究機関が、厚岸から浦河沿岸の海水中のプランクトンを分析した結果判明したもので、赤潮を引き起こした一つは「カレニア・セリフォルミス」というプランクトンでした。

 このプランクトンは、すでに検出されている「カレニア・ミキモトイ」と同様に、魚類・貝類に有害な植物プランクトンで、このプランクトンによる赤潮の発生は国内で初めての確認になります。

 北海道によりますと、「カレニア・セリフォルミス」は、2020年10月にロシアのカムチャッカ半島沿岸で発生した赤潮の原因と同じで、低水温でも増殖することができるとされています。

 海水温が低下するこれからの時期も増殖し、太平洋沿岸での被害が長期化する懸念があります。

 被害は北海道内ではこれまでにサケやウニなどで確認されていて、厚岸町だけで約10億円にのぼります。鈴木知事は7日、国に原因究明を要望することを明らかにしています。

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