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豊かな海が一変…カメラが捉えた海底一面の「死んだウニ」放流約8割 10億円超が被害 "赤潮"の影響か

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 北海道東部で大規模に発生している「赤潮」の影響とみられる漁業の被害が相次いで確認されています。

 厚岸町ではウニの8割が死に、被害額は10億円に上ります。海で何が起きているのか。漁協が撮影した映像から深刻な状況が明らかになりました。

 これは9月24日に厚岸町沖の海で撮影された映像です。透明度の低い海の底に、バフンウニが白く死んだ状態で転がっているのがわかります。

 ダイバーがいろいろな方向にカメラを向けますが、周辺には死んだウニが一面にある異様な光景が広がっていました。

 北海道では日高地方から釧路・根室地方の東部にかけて、広い範囲で水中のプランクトンが異常発生する「赤潮」が確認されていて、秋サケやウニなどが大量に死ぬ被害が出ています。赤潮の影響とみられます。

 厚岸漁協によりますと、9月24日までに水揚げを予定していたウニの8割が死に、被害額は10億円に上ります。

 毎年300万個の稚ウニを放流していて、過去に放流したものを含め約8割が被害を受けているということです。

 同漁協は2022年以降の水揚げも望めないことから、影響は今後4年間は続くとしています。

 北海道内ではえりも町のえりも漁協で約10トンのウニが海岸に打ち上げられたのを始め太平洋側沿岸の広い範囲でこれまでにサケ、ウニ、サクラマス、ツブなどの死骸が見つかっていて、被害の全容は不明です。

 北海道は原因究明を進めるとともに、国にも支援を求めていく考えを示しています。

(映像提供:厚岸漁業協同組合)

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