商業施設が復活 創業93年の老舗菓子店も…駅前が大きく変わる 北海道旭川市の再開発
北海道旭川市の駅前が大きく変わります。
5年前に撤退した西武旭川店の跡地に新たな商業施設がオープンしました。
その向かいには旭川市内初となるタワーマンションも建設予定。にぎわいは戻るのでしょうか。

JR旭川駅前に新たな商業施設がオープン
9月23日にオープンした「ツルハ旭川中央ビル」。
地上17階建てで、1階から2階にはテナントが入り、3階より上はホテルとなります。

地上17階建てで3階より上はホテルに
そのうち1階部分の「ツルハドラッグ」と、創業93年の老舗菓子店「壺屋」が営業を開始しました。
場所はJR旭川駅の目の前。1kmにわたる歩行者専用道路「買物公園」の一角を占めます。
今回オープンした「壺屋」には、他の店舗では取り扱わないここだけのオリジナルメニューがあります。
スイーツとお茶が融合した新感覚のドリンク「ポティー」です。

スイーツとお茶を合わせた新感覚「ポティー」
ポットとティーをかけたネーミングです。
ウーロン茶ベースのドリンクの上に、ショートケーキに見立てたイチゴ、ホイップクリーム、スポンジがトッピングされています。
ケーキとお茶を一緒に味わう不思議な感覚です。
店内にはイートインスペースはありませんが、こんな仕掛けも…。
壺屋総本店 越智 ひなのさん:「こちらはSNS映えのスポット。映えるようドリンクと一緒に写真を撮ってもらえれば」

SNS映えスポットも
かつて「壺屋」は買物公園に店舗を構えていました。
しかし中心部のにぎわいが薄れていく中、撤退。今回25年ぶりに出店しました。
壺屋総本店 村本 暁宣 社長:「創業の地である旭川の中心地に戻ってこられたことがうれしい」
新しい商業施設の誕生に旭川市民は…。
旭川市民:「旭川の人が集まる新しい場所になってくるのではと思う」
旭川市民:「いいですね。最近は街中の店が少なく寂しかった」
旭川市中心部の活性化は長年の課題でした。
新たな商業施設が建設されたのは、西武旭川店の跡地です。