「新根室プロレス」代表 サムソン宮本 死去から1年 追悼イベント地元で開催 遺志を継ぐ仲間たちの思い
"ご当地アマチュア・プロレス団体"の「新根室プロレス」。その代表を務めていたサムソン宮本さんが亡くなりちょうど1年。地元の北海道根室市で追悼イベントが開かれました。
「新根室プロレス」代表で、人気レスラー・アンドレザ・ジャイアントパンダの生みの親、サムソン宮本さんの一周忌追悼イベントが9月11日、北海道根室市で行われました。
身長3メートルの名物レスラー、アンドレザ・ジャイアントパンダも復活。
新根室プロレス TOMOYA:「俺たち新根室の元メンバーはあなたに出会えたおかげで、人生が輝きました!」
サムソン宮本が残したものとは…

新根室プロレスの故・サムソン宮本代表
2006年、リングをネットオークションで落札し、旗揚げした新根室プロレス。
モットーは…「無理しない!ケガしない!あしたも仕事!!」
2017年、アンドレザ・ジャイアントパンダの衝撃的なデビューで、一気に全国区となった新根室プロレス。そんな中、サムソン宮本さんの体には"ある異変"が生じていました。
サムソン宮本 代表:「平滑筋肉腫(へいかつきんにくしゅ)。10万人に3人の非常に珍しい病気で…」
病気になり、より前を向いたサムソンさん。夢だった東京での大会を大成功で締め、2019年をもって団体を解散しました。
2020年9月、この世を去りました。

サムソンの墓に手を合わせる仲間たち
今回の追悼イベントを取り仕切るはサムソンさんの弟、オッサンタイガー。
新根室プロレス オッサンタイガー:「遺言がとにかくいっぱいあるんですよ。全部パソコンのフォルダに入ってまして…。一周忌の追悼イベントやってくれと。ただ中身はまっさらでした。完全に僕たちに託した感じですよね」
新根室プロレス オッサンタイガー:「お客さんを楽しませるのはもちろんですけど、僕たちの中ではサムソンをびっくりさせたいというのがありまして…」
そして2021年9月11日。根室市で開かれた追悼イベント。