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SNSで17万いいね「木彫りのチョウと水」超絶リアル表現力…"木に命を吹き込む"小さな村の彫刻家 夏

コラム・特集 友だち追加

人と自然のつながりを大切にした作品づくりを行っている

 小樽市出身の福田さんは中学卒業後、おといねっぷ美術工芸高校に入学。

 全校生徒100人の小さな学校ですが、北海道内で唯一、工芸科があります。

 全国から若者が集まり、木工や美術を学びます。

 高校3年生:「手の彫刻の試作品を作っている。自分の技術を高めたくてリアリティーを求めて作っています。本当に自分のやりたいことは何かと考えたときに、"ものづくり"だったのでここに来ました」

 女子生徒:「ロッキングチェアを作っています。くつろげる空間を作ろうと…(将来は)有名になって、音威子府に帰ってくることが目標」

 福田さんもこの高校で木工の基礎を学びました。

中学卒業後「おといねっぷ美術工芸高校」に入学した福田さん

 北海道おといねっぷ美術工芸高等学校 池原 智宏 校長:「ものづくりを通して人作りをしている学校。いろいろな不便や不自由もあるけれど、それを越えて何かを作りたいという気持ちが上回って、この村に集まって来ている」

 卒業後、一度は北海道を離れ家具メーカーで働きますが、彫刻家として生きていくことを決めて退職。

 制作の場に選んだのは、高校時代を過ごした音威子府村でした。

 作業の合間に向かったのは森の中です。

 彫刻家 福田 亨さん:「あ、カラスアゲハ!ミヤマカラスアゲハというチョウ。春と夏に出てくるんですけど、夏に出てくる"夏型"です」

 彫刻家 福田 亨さん:「(音威子府は)四季の移り変わりを感じられる土地なので、作品の構想を考える手がかりになるいい環境」

 森に生きる虫たちの姿が福田さんの作品にも命を与えます。

作業の合間に向かった森の中

 彫刻家 福田 亨さん:「例えば、砂利の上に止まったりしているのを見て、作品にできないか考える。そういうのは図鑑見てもわからないので、こういう感じで飛ぶんだとか見ながら作品に生かせたら良い」

 SNSで注目され全国からの問い合わせも増えました。

 順風満帆に見えましたが…。8月、東京で行われた展示会。

 新型コロナウイルスの影響で行くことを断念しました。

  • みんテレ