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【アイスホッケー女子】38歳の久保英恵が世界選手権通算29ゴール…日本はハンガリーに快勝

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スマイルジャパン最年長の久保英恵選手 写真:2021年3月撮影

 カナダのカルガリーで行われているアイスホッケーの女子世界選手権で日本代表「スマイルジャパン」は8月24日(日本時間25日)、1次リーグ第3戦でハンガリーと対戦し、4対1で快勝しました。

 1次リーグB組の日本は2勝1敗として準々決勝進出を決めました。

 ◇パワープレーで3得点◇

 チェコに敗戦後、飯塚祐司監督は「パワープレーでまだ決めていない」とチャンスを作りながら2試合で1得点の決定力不足について、数的優位のスペシャルプレーを改善したいと話していました。

 ハンガリー戦を前にパワープレーでの“良い悪い”を確認、これまで優位にあるはずでも苦し紛れに“打たされていた”シュートが、自分たちのタイミングで余裕をもって打てるように変わりました。

 第1ピリオド19分35秒に志賀紅音(しが・あかね)選手が先制ゴール。第2ピリオド7分30秒に浮田留衣(うきた・るい)選手が決めた勝ち越しの2点目。そして、第3ピリオド10分23秒に米山知奈(よねやま・はるな)選手のチーム3点目のいずれもパワープレーで決めてみせました。

 同点に追いつかれ重苦しい展開で勝ち越しゴールを決めた浮田選手は「シュート数を打てていたのにスコア(得点)がなかったのでフォワードとしてはウズウズした感じがあったのできょう、得点できたことはすごく自信になる」と素直に喜びました。

 ただ結果的に決勝点となる“勝ちに近づけた”勝ち越しゴールにも “悪い流れが続き”第3ピリオドになっても1点差の緊迫した状況だったことに触れ「もっとシュートを“打つところは打つ”という“状況判断”を良くしていきたい」と更にスコア(得点)につながるプレーへ自らにテーマを課しました。

 ◇スマイルジャパンのレジェンドが決めた◇

 そして、この試合のハイライトは第3ピリオド11分34秒に訪れます。

 22歳の三浦芽依(みうら・めい)選手が右サイドを突破しゴール裏に回り込みながら折り返します。切り込んだ24歳の高涼風(たか・すずか)選手のシュートはジャストミートしませんでしたが、左サイドで状況を見ていた久保選手がすっと詰め寄り、サラリとパックをゴールに流し込みました。

 久保選手はスマイルジャパン最年長の38歳。ソチ、平昌とポイントゲッターとして主力ラインに名を連ねてきましたが今回は“スーパーサブ”“代打の切り札”的に登録上は4番目のラインでベンチに入り、ここぞの場面でリンクに上がります。

 飯塚監督は「彼女はこれまでも代表チームを救ってきた。きょうも試合を決定づける得点を決め、良い仕事をしてくれた」と女子アイスホッケー界のレジェンドプレーヤーを称えました。

 久保選手は「良いシュートが入ったわけではない。こぼれてきたものを叩いただけなので、うれしいことはうれしかったが“ありがとう”という感じ」と謙遜しました。

 それでも「起用されると必ず決めてこようと毎回リンクに上がる。いつでもいけるような準備はしている」とプレー時間が少ない中でもゴールをつかみ取る牙を研ぎ澄ませています。

 ◇次戦で1次リーグ終了◇

 スマイルジャンパンの次戦は26日午後7時30分(日本時間27日午前10時30分)から強豪ドイツと対戦。1次リーグ最後の試合の結果で準々決勝の相手が決まります。

  • みんテレ