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ささいな事で減給・降格処分は"パワハラ" 居酒屋の従業員 モンテローザに慰謝料など求め提訴

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 不当な減給や降格処分を何度も受けるパワーハラスメントがあったとして、外食大手の「モンテローザ」の従業員ら4人が8月12日、会社に約1280万円の慰謝料などを求める訴えを札幌地裁に起こしました。

 訴状によりますと、「モンテローザ」に勤める札幌市の男性(40代)は2020年4月、関東の居酒屋を担当していた際、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、弁当の販売に乗り出していました。

 昼の時間帯に店内で飲酒を希望する客が訪れた時に、弁当の準備を優先し、入店を断ったところ、会社の代表の逆鱗(げきりん)に触れ、減給と降格の処分を受けました。

 ほかにも、同年6月に男性が北海道帯広市で居酒屋を担当していた際、販促チラシの配布をしなかったことをはじめ、客席のコンセントが汚れていたことやトイレの清掃が不十分だったことを理由に減給処分となりました。

 さらに、抜き打ちで会社の代表が店を訪れた際、アルバイト従業員が手指のアルコール消毒を忘れたり、注文したビールの数の確認を徹底していないことを理由に、男性はまたも減給処分を受けるなどしました。

 男性は、その後適応障害を患い、今は会社を休職しています。

 また、元従業員の3人も自己都合の異動願や在庫食材の管理不十分などで降格処分を受けていたとし、会社がささいなことで懲戒・降格処分が頻発するのはパワハラに当たるとして、慰謝料と未払いの残業代を合わせ約1280万円の支払いを求めています。

 8月12日午後5時に記者会見を開いた札幌市の男性は「大好きな会社で20年以上勤務してきた。提訴を通じて、社員を大切に扱ってくれる会社になってほしい」と話しています。

 一方、「モンテローザ」側は、「訴状が届いておらずコメントできません」(12日時点)と話しています。

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