きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

MENU CLOSE
検索

福島町を襲う"ヒグマ"の恐怖 女性襲ったクマ不明のまま…「いつ来るかわからない」墓地周辺に"足跡"も

社会 友だち追加

 ヒグマによる人身事故が過去最多になっています。

 相次ぐ北海道内のクマの被害に、7月、女性が襲われた北海道南部の福島町では、お盆の墓参りに向けても警戒感が高まっています。

 北海道内で相次ぐクマの被害…

 2021年、クマに襲われた北海道内の死傷者は11人となり、記録が残る1962年以来過去最多となりました。

1962年以来過去最多の死傷者を記録

 8月7日も、オホーツク地方の津別町で畑の草刈りをしていた親子がクマに襲われ、重軽傷を負う事故が発生しています。

 7月、北海道南部の福島町でも、住民を震撼させる事故が発生しました。

福島町で女性がヒグマに襲われ死亡…未だヒグマが発見されず

 八木 隆太郎 キャスター:「福島町白符地区、7月、ヒグマに女性が襲われた現場付近です。このすぐ裏の山になります。この先の階段を登っていきますと、女性が襲われた畑があるということです。現場付近には現在も黄色い規制線が張られていまして、さらにヒグマが駆除されていないことから付近の住民に注意を促す看板が設置してあります」

お墓参りに向け対策を練る福島町

 八木 隆太郎 キャスター:「福島町の町営墓地です。裏がすぐ山になっているんですね。電気柵が設置されていてクマ対策がなされています」

 町営墓地周辺でクマのふんや足跡が発見されたため、電気柵が設置されました。

墓地周辺には「電気柵」を立て対策

 町では供え物の持ち帰りや、複数人での墓参りを徹底するよう呼びかけています。

 2019年、札幌市南区のガソリンスタンドや住宅街に連日クマが出没し、家庭菜園の野菜が食い荒らされ、ハンターが巡回するなど警戒が高まる中でのお盆の墓参りとなりました。

 一方、7月に女性が襲われた現場から南に5キロほど下った福島町・吉野地区の民家の庭でさらなる被害も。

 八木 隆太郎 キャスター:「木の奥に壊れたコンポストが見えますね」

クマに壊された「コンポスト」

 コンポストを荒らされた町民:「2階から庭を見たら様子が普段と違うから、コンポストがない。(Q:中身は? )生ごみ、野菜くず、畑の肥料にするために。ハンターと警察が来て確認して、足跡もあった。初めてですね」

 取材中、この庭の裏の山でクマが駆除されたとの情報が入りました。

 わなにかかったクマは体長1.6m、体重約110kgのオスでした。

取材中にコンポストを壊したとみられる「クマ」が捕まる

 女性を襲ったクマの可能性もあったことから、DNA鑑定を進めましたが8月12日、同一個体ではないことがわかりました。

 コンポストを荒らしたクマの可能性が高いということです。

 8月13日からお盆。住民が安心して暮らせる日はいつくるのでしょうか。

夏から秋にかけてもヒグマとの遭遇には注意が必要

 これからの季節、クマ遭遇の注意点として、道総研・自然環境課の武田忠義さんは、「8月は山菜がなくなる時期で、さらに畑の野菜がおいしくなってくる時期ですので、畑にクマが食べに出てきやすいということで注意が必要。これから秋は、キノコ狩りや果物狩りなど、人間が山や自然に近い場所に入っていきやすい季節になるので注意してください」としています。

  • みんテレ