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「次の開発に直結」「動作はパーフェクト」ホリエモンロケット打ち上げ成功に手応え…2年ぶり宇宙空間到達

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 7月3日、北海道十勝の大樹町から打ちあがった民間の小型ロケット「MOMO7号機」。高度約100キロの宇宙空間に到達し、約2年ぶりの成功となりました。

 田中 うた乃 記者:「ロケットが打ち上げられました。MOMO7号が宇宙に向かって飛び立っています」

 7月3日、十勝の大樹町のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」が製造した小型ロケット「MOMO7号機」が宇宙空間に打ち上げられました。

 約2年ぶり、2回目の宇宙空間到達。2020年の打ち上げ失敗から1年間、機体の改良を続けてきました。

 打ち上げから約2分間エンジンを燃焼し、約4分後に宇宙空間とされる最高高度約100キロに達しました。

打ち上げに成功した小型ロケットMOMO7号

 そして10分後には発射地点から南東約73キロの太平洋に着水しました。

 MOMO7号機は当初2020年7月に打ち上げ予定でしたが、直前に、エンジン点火器の不具合が発生し延期されていました。

 その後約1年かけ、エンジンなどを全面的に改良し、機体も新たに製造して臨んだ打ち上げでした。

エンジンや電子装置を改良し機体も新たに製造

 インターステラテクノロジズ 稲川 貴大 社長:「1年間、設計製造、十分に試験を行って確実に打ち上げられる機体になっていますので今回の打ち上げで成功させたい」

 打ち上げ実施責任者 堀尾 宗平さん:「着実に一歩一歩前進してきたのを実感しながら過ごした1年間。その集大成がきょうと明日になるので、期待と本当に大丈夫かという不安はあります」

 今回は、新型コロナウイルスの感染防止のため、無観客で実施。当初は午前11時に打ち上げ予定でしたが、天候悪化が予想されるため夕方に延期されました。

 そして、打ち上げ可能な時間があと5分と差し迫った午後5時45分…。

午後5時45分に打ち上げ

 インターステラテクノロジズ 担当者:「打ち上げは成功しています。正常に飛行をしました」

 2019年のMOMO3号に続き、2年ぶり2度目の宇宙到達。

 今回の成功で、MOMOの量産化や次世代ロケットの製造に弾みがつきました。

2年ぶり2度目の宇宙到達

 インターステラテクノロジズ 稲川 貴大 社長:「打ち上げが成功したことで非常に大きなマイルストーン(中間目標)が達成できた。打ち上げデータがとれたので、ロケット『ZERO』の開発に直結する」

 インターステラテクノロジズ 創業者 堀江 貴文さん:「設計通りに動いて狙った場所に到達して落ちている。機体の動作としてはパーフェクト」

2021年夏にもう1機打ち上げを予定

 インターステラテクノロジズでは、夏にもう1機MOMOの打ち上げを予定しています。

 また世界で一番安く便利なロケットを作ろうとの思いを胸に、現在人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発も進めていて、2023年度中の打ち上げを目指しています。

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