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巨大地震の津波「最大26.5メートル」と北海道想定…"浸水エリア"拡大も分析 防災計画見直し必要に

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 北海道は6月24日、地震で想定される津波の高さや浸水するエリアを公表しました。釧路町で、最大26.5mの巨大な津波を想定しています。

 北海道は6月24日午後、防災会議・地震専門委員会によるワーキンググループの会合を開き、津波の想定を公表しました。 

日本海溝・千島海溝沿い

 日本海溝・千島海溝沿いの地震について、国が2020年に公表した想定をもとに道がまとめたもので、道による津波の想定は、9年ぶりです。 

 道が想定した最大の津波は釧路町の26.5mで、国の想定では27.3mでした。 

 国の報告で最も高い、27.9mとされていた日高のえりも町の津波は、2番目に高い26mと想定しました。

 道防災会議メンバー 高橋 浩晃 北大大学院教授:「今回の報告のポイントは、浸水がどこまで起こるかということ」

「浸水域」も報告に盛り込まれた

 また津波が浸水するエリアは、道が9年前に想定したものよりも拡大した地域がありました。

 防災計画の見直しが必要となりそうです。

 道防災会議メンバー 高橋 浩晃 北大大学院教授:「函館市など、道南の一部では、津波の浸水域が広がった場所もある。『避難困難地域』も明確になった。そういうところては、津波避難タワーのようなハード整備を考えざるを得ない」

「避難困難地域」も明確に

 公表された津波の高さや浸水エリアは、7月中旬に開かれる道防災会議の地震専門委員会で決定し、それぞれの自治体で防災計画の見直しなどに活用されます。

 北海道が想定した津波の高さです。( )で示した2020年国が公表した想定も含めて違いも出ています。

北海道が想定する各地の津波の高さ

・釧路町 :26.5m(27.3m)
・えりも町:26.0m(27.9m)
・広尾町 :25.4m(26.1m)
・根室市 :21.7m(22.0m)
・釧路市 :20.3m(20.7m)

「防災計画」の見直しも必要に

【津波・浸水想定のポイント】
・日高~渡島:一部想定域が拡大 → 防災計画の見直しも
・オホーツク海沿岸:局地的に津波警報以上の高さ
・道東:大きな変化なし

 今後この想定を元に、各自治体が積極的な対策を検討することが求められます。

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