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北海道知床沖に"約100頭" シャチの大群現る…専門家も驚く"神秘の大集会" そのワケとは?

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 専門家も驚く珍しい映像が届きました。

 世界自然遺産でもある北海道知床の沖合で100頭ほどのシャチの大群がカメラにとらえられました。

 乗客:「うわー、近いね」

 観光遊覧船のすぐ脇を泳ぐシャチ。これは6月14日、北海道の知床沖で撮影された映像です。

 船のまわりを取り囲むのは、約100頭ものシャチの群れ。なぜこれほど大量のシャチが知床の海に集結したのでしょうか。そこにはある理由がありました。

スーパーポッドとは…(映像提供・小林誠さん)

 北海道羅臼と国後島の間の知床沖に突如現われた約100頭ものシャチの群れ。

 乗客:「うわー、近いね」
 
 観光遊覧船を恐れることもなく近づいてきます。

 ゴジラ岩観光 長嶋 里奈さん:「20頭から30頭の群れが3つ4ついた感じで。丸一日観察していた中では、100頭ほど羅臼沖、根室海峡に数えられたと聞いている。4、5年みた中では一番多い数でした」

 それにしても一体なぜこんなにも多くのシャチが集まったのでしょうか。

 北海道シャチ研究大学連合のメンバーで三重大学の吉岡基教授によりますと、これはスーパーポッドと呼ばれる現象で普段、家族単位で暮らすシャチが、この時期だけコミュニケーションをとるため集まってくるとのこと。

 繁殖の機会にもなっているとみられますが、何をきっかけにその場所に集まるのかは専門家にも分かっていないということです。

 ゴジラ岩観光 長嶋 里奈さん:「根室海峡のシャチを追っている研究者が毎年調査に来ているが、その人たちの話で前に100頭ぐらいのシャチが一度に根室海峡に集まったことがあると聞いていた。目の当たりにしたことがなかったので、こういうことなんだとすごく感動しました。複数回(観光遊覧船に)乗った方にも『こんなの初めてだ、最高だった』と喜んでもらえた」

 北海道知床の沖のシャチの群れは、7月上旬まで見られるということで、この神秘的なスーパーポッドが見られるかもしれません。