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“宴会場”にベッド 酸素投与も…新型コロナ軽症者用の「宿泊療養施設」が想定外の事態に

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求められた「宿泊療養施設の枠」を超えた対応

 札幌医科大学附属病院 水野 浩利 医師:「入院待機ステーションの業務を、この宿泊療養施設で臨時で代行した。救急車もここで受け入れた」

 札幌市は患者の受け入れ先病院が決まるまで一時的に治療にあたる、「入院待機ステーション」を5月16日に開設しました。

 しかし、そこまで待っている余裕がなく、宿泊療養施設がその役割を担うことになったのです。札幌市内の病院から医療チームが派遣され、臨時で対応しました。

 札幌医科大学附属病院 水野 浩利 医師:「宿泊療養施設からの入院も進まないし、自宅からの入院も進まなく、救急車が立往生しかけている状況。このままでは、救急車の中で亡くなってしまうという事態が発生しそうだった。二度とこのような事態を起こしてはならない」

「リバウンド」の懸念を医師は指摘

 水野医師はこの1年治療にあたってきた中で5月中旬が最も深刻だったといいます。現在は患者数や入所者の重症度もピーク時より下がってきましたが、まだ安心はできないと指摘します。

 札幌医科大学附属病院 水野 浩利 医師:「リバウンドが心配。インド株(デルタ)の発生が確認されていて、それが北海道に入ってくると再び急激に患者数が増えるということが危惧される。そういった事態にならないように、今一度気を引き締めていかないといけない」

 6月20日に期限を迎える緊急事態宣言。まん延防止等重点措置の適用後も感染対策が欠かせません。