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"約2週間ぶり"帰港…拿捕された漁船稚内港に 約900万円罰金「早期解放」のため支払う 疲労の色も

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 乗組員14人全員が無事に帰還しました。 

 稚内市の沖合でロシアの警備当局に拿捕(だほ)されていた漁船が約2週間ぶりに解放され、6月11日朝、稚内港に戻りました。

 鎌田 祐輔 記者:「午前6時です。解放された栄宝丸が朝日をうけながら稚内港に入ってきました」

 稚内港に戻った「稚内機船漁協」所属の底引き網漁船「第172栄宝丸」。約2週間ぶりの帰還です。

 Q:体調は大丈夫ですか?
 船員:「疲れてます。家に帰ることしか考えられない」

 「栄宝丸」は5月28日、稚内市の沖合で操業中ロシア国境警備局に拿捕され、サハリン南部のコルサコフ港に連行されました。 

 拿捕をめぐりロシア側は、船がロシアの排他的経済水域で違法にカニなどをとっていたと主張。日本政府は、日本の海域だったとして抗議していました。 

 その後「栄宝丸」は6月9日までに、日本円で約900万円の罰金を支払い、6月10日に解放されました。

 稚内港に着岸した後、船には新型コロナウイルスの検査のために「小樽検疫所」の担当者が乗り込みました。 

 検査の結果、乗組員全員の陰性が確認され、午前11時すぎ下船しました。

 Q:体調どうですか?
 船員:「大丈夫です」

 Q.どんな言葉をかけたい?
 稚内機船漁協 風無 成一 組合長:「ご苦労さん、お疲れさん。日本のEEZ(排他的経済水域)で操業していると信じている。(罰金を払ったのは)早期解放のため、あらゆる手を尽くしたため」

 このあと乗組員は、2週間自宅などで待機するということです。

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