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「やっとスタートラインに」"同性パートナー"も扶養手当を当たり前に支給を…元北海道職員 全国初の提訴

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 同性カップルであることを理由に扶養手当の支給などを認めなかったのは憲法違反だとして、元北海道職員が北海道などに損害賠償を求める訴えを起こしました。

 北海道札幌市に住む佐々木カヲルさん(51)。職員として24年間働いていた北海道を相手に裁判を起こすことを決めました。

 3年前、女性のパートナーと同居を始め、北海道と共済組合に扶養手当などを申請しました。しかし、同性であることを理由に認められませんでした。

同性パートナーへの「扶養手当」申請は認められなかった

 北海道は事実婚の異性カップルには手当を支給していて、差別されたと感じました。

 原告 佐々木 カヲルさん:「結果を見た時にがく然として、もう力入らなくなりました。仕事できなくなりました」

 差別のある職場では働けないと2019年に退職しました。2021年3月、声を上げることを後押しする出来事がありました。

 札幌地裁は3月、同性同士の結婚を認めないのは憲法違反とする全国で初めての判断を示しました。

札幌地裁が示した全国初の判断が後押しに

 佐々木さんは今回、北海道などが同性カップルであることを理由に内縁関係を認めないのは「憲法に違反する」と主張。北海道と共済組合に慰謝料など約480万円の支払いを求める裁判を起こしました。

 原告 佐々木 カヲルさん:「やっとスタートラインに立てた。私なりの普通、当たり前を求めて裁判に臨みたいと思う」

 事実婚の同性パートナーが被扶養者と認められるかを争う訴訟は全国で初めてです。

北海道

 一方、北海道は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としています。

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