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"ブレーキきかない"保線車両が線路約7キロ走行…「最高時速80キロ」踏切も通過 JR北海道原因調査

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制御がきかなくなった軌道モーターカーの同型機(提供:JR北海道)

 JR北海道の保線作業用の機械が、走行中にブレーキがきかない状態となり、7キロに渡り走り続けたことがわかりました。ケガ人や衝突事故は起きていませんが、JR北海道が原因を調べています。

 JR北海道によりますと6月7日午後11時50分ごろ、JR北海道・函館線の仁山-大沼間で、軌道モーターカーと、連結された砕石散布用の保線作業用機械が、線路の砕石を補充する作業をしていました。

 作業は通常営業終了後に実施され、函館駅方面に向かって低速で走行していましたが、軌道モーターカーのブレーキが機能しなくなりました。

 制御を失った機械は、下り坂の線路を通常時速15キロ程度で走行するところ、最高速度80キロ近くで走行したとみられ、線路が水平になった新函館北斗-七飯間までの約7キロ走行し、自然停止しました。

 その間、安全確認ができないまま、仁山道踏切と天野道踏切の2か所を通過。踏切付近では警笛を鳴らすなどの対応をし、自動車や歩行者と衝突することはなく、作業に当たっていたJR北海道の社員3人にもケガはありませんでした。

 ただ、2か所の踏切には作業員は配置されていなかったということです。

制御がきかなくなった砕石散布用の保線作業用機械の同型機(提供:JR北海道)

 2つの機械にはブレーキがありますが、JR北海道はどちらのブレーキが作動しなかったのか、両方とも作動しなかったのかなど原因は調査中としています。

 JR北海道は「周辺住民の方々、及び関係の皆さまには、大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫びします」とコメントしています。

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