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「財産管理者としてあるまじき行為」70代女性から4600万円余"横領" 行政書士に懲役3年6か月判決

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函館地方裁判所

 財産管理の契約を結んでいた70代の女性から合計4600万円以上を横領した罪に問われていた行政書士の男の裁判で、函館地裁は男に懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。

 函館市に住む行政書士、山本直人被告(52)は、財産管理の契約を結んでいた70代の女性の口座から、2016年から2018年にかけて、合計4635万円を横領したとして業務上横領の罪に問われていました。

 2021年2月に開かれた裁判で、検察は「行政書士としての職責を放棄し、私利私欲のために被害者の財産をむさぼり続けた」などと主張。

 山本被告は1575万円を弁済しましたが、検察は「依然3000万円以上の被害額があり、刑事責任は重大」として、懲役5年を求刑していました。

 6月4日函館地方裁判所で開かれた判決公判で、酒井孝之裁判官は「横領した金を事務所の運営経費や家族との生活費、投資資金にも充てていて、くむべき点は見出しがたく財産管理者としてあるまじき行為で強い非難に値する」と指摘。

 一方で「自宅を含む不動産の譲渡で1000万円相当の代物弁済をしたほか、合計575万円を支払うなど斟酌(しんしゃく)すべき事情はある」として、懲役5年の求刑に対し、山本被告に懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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