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「会いたい」知床観光船沈没事故から5か月 悲劇の真相は…長野県スキーバス事故と酷似する"安全軽視"

事件・事故 社会 友だち追加

 北海道知床半島沖で観光船が沈没した事故から5か月。

 この事故では、18人の死亡が確認され、依然、8人の行方が分かっていません。

 悲劇の一因となったのは、『安全軽視』。事業者の安全軽視の末に引き起こされる重大な事故は後を絶ちません。

 被害者家族が抱える切実な思いに耳を傾けます。

 国後島とサハリンで見つかり、ようやく戻ってきた3人の遺体。

 そしてボランティアで捜索を続ける漁師の桜井憲二さんらが発見した頭の骨。

 9月、観光船の乗客と乗員であることが判明しました。

 捜索ボランティア 桜井 憲二さん:「物理的にあがってくることはないと思っていたので驚きましたよね。やっぱり、帰りたかったんでしょうね」

 さらに桜井さんたちは9月17日にも、知床半島の先端付近で男性の遺体を発見、警察が身元の確認を急いでいます。

 知床沖で26人が乗る観光船KAZU1が沈没した事故から5か月。

知床観光船沈没事故から5か月…

 18人の死亡が確認された一方、8人の行方がわかっていません。

 田中 うた乃 記者:「すごくいいお写真ですね」

 7歳の息子の父親:「はい」

 白樺並木沿いを元気よく走っているのは、男性の息子です。

いまだ8人の行方が分からず。

 あの日、母親と一緒にKAZU1に乗った後、行方がわからなくなっています。

 男性はこの写真に写る息子に毎日話しかけています。

 7歳の息子の父親:「おはよう」「おやすみ」「どこにいるの」

 2人の帰りを待ち続ける男性。

母と息子の帰りを待つ男性

 先日、2人の部屋を整理した際に出てきたものを見せてくれました。

 7歳の息子の父親:「息子が作った おもいで」

 田中 うた乃 記者「工作? 」

 7歳の息子の父親:「そうですね。自分の顔だと思います。これ保育園の頃の」

 田中 うた乃 記者:「車掌さん、電車好きだったのですね。」

 7歳の息子の父親:「ふとした瞬間に、2人のことを思い出してしまって。食べ物とか見ても、『これ好きだったな』って。家にいてスプーン1つとっても、息子がよくこれ使って食べていたなと思い出したりして。何で見つからないのかなと思いますし、息子のことを多分、母親が今も守っていると思うので、見つかるときは2人一緒に見つかるんじゃないかと思っています」

  • みんテレ