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自宅療養中に…札幌市で4人死亡 5月だけで5人 感染者急増で"医療につながらなくなる現実"浮き彫りに

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 ひっ迫する札幌の医療体制の深刻さが浮き彫りとなりました。新型コロナウイルスに感染し、札幌で自宅療養していた男性4人が自宅で死亡していたことがわかりました。

 秋元 克広 札幌市長:「自宅療養中、または自宅での待機中に容体が急変して亡くなった人が確認されています」

 札幌市は5月28日、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養していた40代から70代の男性4人が死亡したと発表しました。

 4人は5月20日以降に感染が確認されましたが、いずれも軽症か無症状で、自宅療養や入院調整などで待機していましたが、保健所との連絡が取れなくなったり、容体が急変したりして、自宅で死亡したということです。

 秋元札幌市長は、新規感染者の増加に伴って自宅療養者が急増し、本来は入院などが必要な患者約120人が自宅待機しているとして、健康観察の態勢を強化するとしました。

 このほか北海道内では、これまでで最も多い17人の死亡が確認され、新たに札幌で274人、石狩地方で62人など計421人の感染が確認されました。

 また「変異ウイルスに感染した疑い」がある患者は札幌市で138人、北海道発表分で108人など合わせて254人で、北海道内全域で拡大しています。

「自宅での死亡」は北海道5例に

【札幌市発表 自宅で死亡した4人】5月20~26日
・40代男性:自宅療養中
・50代男性:ホテル療養 入所待機中
・60代男性:入院調整中
・70代男性:入院調整中

 軽症または無症状で急変したということです。27日現在入院調整中の人は約120人にのぼっています。

 札幌市内では16日にも60代男性が入所待機中に死亡していて、5例目となります。

 北海道科学大学の秋原志穂教授は、「自宅療養者は症状が重くない人が基本。その人が重症化するのがコロナウイルスの恐ろしいところ」とし、「病院の負担を減らすためにも感染者を出さないことが重要」と指摘しています。