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「誇らしい」北海道・東北の縄文遺跡群が世界遺産へ “子どもの足跡や竪穴式住居” 苦節14年…喜びの声

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 北海道から北東北にまたがる縄文遺跡群が世界文化遺産に登録される見通しとなり、遺跡がある町は喜びに沸いています。

 北海道函館市では、お祝いの垂幕が掲げられました。

「やったー」地元は笑顔です

 5月26日、ユネスコの諮問機関による勧告で、北海道から青森、岩手、秋田の東北3県にまたがる計17の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録される見通しとなりました。

 そのうち函館市には2つの遺跡があります。

 函館市民:「まさか地元にある遺跡が世界遺産になるとは。誇らしい」

 函館市民:「世界遺産になったら(観光客が)まだまだ来ますよ」

 北海道と東北3県は、2007年から登録に向けて申請を重ねてきました。14年目の2021年に念願が叶ったのです。

 工藤 寿樹 函館市長:「長い時間がかかっただけに喜びもひとしお、感無量」

“悠久の歴史”を感じます

 登録の見通しとなった函館市の大船遺跡。

 標高30~50メートルほどの崖に100を超える“竪穴式住居”の跡が残されていました。

 祭りに関係するものも出土していて儀式が行われていたことを物語っています。

今も昔も子どもはかわいい…

 函館市のもうひとつの遺跡が垣ノ島遺跡です。

 約4000年前に造られ、長さ190メートルに及ぶ“コの字形”に土を積み上げた盛土遺構は日本最大級です。

 子どもの足を押しつけた粘土の板が出土し、地域特有の精神文化を今に伝えています。

 北海道ではこの他、洞爺湖町の高砂貝塚と入江貝塚、伊達市の北黄金貝塚、千歳市のキウス周堤墓郡が登録の対象です。

 7月のユネスコの世界遺産委員会で、登録が正式に決まる見通しです。

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