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行政への不信感「テストイベントはやるんだ」度重なる"時短要請"…限界迫る飲食店

社会 道内経済 友だち追加

 北海道からの時短営業の要請を受け、繁華街には限界が近づいています。

 札幌市の飲食店に出されている時短要請がさらに1時間繰り上げられ、消灯要請も出されることになりました。

 夜の街ススキノに落胆が広がっています。

すでに午後9時には一部のネオンが消灯する「ススキノ」

 松本 麻郁 記者:「午後9時、札幌の繁華街を象徴するネオンが消えました」

 4月27日から始まった営業時間の短縮。午後9時までの営業終了にあわせて、すでに夜間の消灯を実行している企業もありました。夜の街が輝きを失っています。

 札幌市民:「(酒類提供が)午後7時までになるんですか?ほんまに?やるなら(飲食店に)補償をいっぱい出してあげたほうがいい。暗くなったら人来なくなるのか?関係ないと思う」

 ススキノの飲食店勤務:「退屈です。(ススキノが)暗い。来る人は来る、来ない人は来ない」

 since1958 630 高山 哲也 マスター:「1時間でどれだけ変わるんだ」

 さらなる要請強化に、経営者の怒りはおさまりません。

 since1958 630 高山 哲也 マスター:「うちは午後6時30から営業。だから『よーいドン』で終わり。いらっしゃいませ、ありがとうございましたで終わり。(営業は)3時間ない」

ススキノで20年以上営業しているバー

 札幌のススキノで20年以上に渡って営業してきたバー。カラオケ設備もあり、2次会や宴会などで多く使われてきました。

 これまでの休業要請や時短要請が出る度に、行政の感染マニュアルに従い対策を強化してきました。

 since1958 630 高山 哲也 マスター:「(連絡先を聞いて)全部確認とっている。来たお客さんに。2週間後に『(感染は)大丈夫かの確認をしている。6人で来たら4、2で席を離してもらう。まさか『6人でくるな』とは言えないので」

 人と人の接触を避けるためカーテンなども設置。人数制限も守る徹底ぶりです。自分が感染する心配よりも、客同士を感染させることが無いよう営業することが店側の責任だといいます。

 あの手この手で対策をしても止まない感染状況に加え、まん延防止等重点措置の適用を前に時短が午後8時までに強化されることについて、怒りはピークを通りこしたといいます。

 since1958 630 高山 哲也 マスター:「時短が午後8時までになれば営業はできない。休みます。(酒類提供が)午後7時ってことは『営業するな』ってことだから」

 常連客のためにとなんとか営業を続けてきましたが、今度ばかりは休業せざる得ないと落胆します。

 しかし最も驚いたのは、度重なる飲食店への要請をしながらも、同じ日に開催されたイベントについてだといいます。

マラソン「テスト大会」実施に不信感も

 since1958 630 高山 哲也 マスター:「市長と知事は痛みがわからないから。国民の命とオリンピックでオリンピックを取った。がっかりです。また5日に人が出る。わかっていてなぜ受けるのか」

 飲食店に対し時短要請を強化しながらも、オリンピックのイベントを引き受けた行政への不信感が募っていました。

5月6日から飲食店への時短要請が強化される

【札幌市内の飲食店への時短要請強化】
・期間:5月6日~5月11日
・営業時間:午後9時→午後8時
・酒類提供:午後8時→午後7時
・屋外照明の夜間消灯:午後8時以降(防犯上必要なものは除く)

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