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【コンサドーレ】ペトロヴィッチ監督 J通算500試合はドロー“俗にいう「安い失点」が多い”

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4月11日 インタビューに応じるミハイロ・ペトロヴィッチ監督

 サッカーJ1の北海道コンサドーレ札幌は4月11日、明治安田生命J1リーグ第9節で鹿島アントラーズと対戦しました。コンサドーレは前半9分、20分と立て続けにゴールを許し2点ビハインドの苦しい展開。それでも、前半26分に田中駿汰選手(23)、さらに、後半25分には金子拓郎選手(23)が倒され獲得したPKをアンデルソン ロペス選手(27)が決めゴール。J1得点ランキング単独トップとなる8ゴール目を上げます。2点のビハインドから2対2の同点にまで戻したコンサドーレ、勝ち点1を上げました。

 以下、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のインタビュー内容です。

 「きょうのゲームは立ち上がり2点を失う非常に難しい試合になってしまった。互いに勝ち点7で真ん中から下の方にいるチーム。両方とも勝ちが欲しい試合だった。その中で先に2点を失点しまったのは難しい試合だった。我々はペナルティーエリア内で、相手がシュートするなら寄せなければいけないし、ブロックに行かなくてはいけない。相手に楽にシュートを打たせてしまったことは反省しなければいけない。難しい展開の中で選手たちは気持ちを切り替えて非常に良い戦いを見せてくれたと思う。多くのチャンスを作り出し2対1に、さらに1点を返せたことは大きい。それ以外にも得点になってもおかしくない展開もあった。後半、我々が主導権を握る中で相手ゴールに迫ることができた。同点に追いつき、それ以外にもゴールを取ってもおかしくないチャンスのシーンはたくさんあった。ああいうチャンスで決める割合を上げていかなくてはいけない。きょうの試合は難しい試合展開の中で良く戦い、同点まで追いつけたのは素晴らしいプレーだったと思う。最後まで逆転すべく全員で戦ってくれたことに関して選手たちを誇りに思う。厳しい試合になって、勝ちが欲しかったが、そういう中で最後同点に終わったことは前向きに捉えていい試合展開だった」

 Q.Jリーグ通算500試合というメモリアルゲームでしたがー
「きのうの会見できょうの試合が500試合と伺って初めて知った。私自身は500試合を意識するというよりは試合に集中して勝利を目指しベストを尽くすことだけを考えてきょうの試合に臨みました。選手たちが見せてくれたサッカーは非常に攻撃的で見る者を魅了するサッカーを見せられたと思う。残念ながら勝利には届かなかったですけど、こういう戦いの中で自分たちが勝てることを目指してやっていかなくてはいけないと私自身思います。今の問題は俗にいう「安い失点」が多い。チャンスを決めきれないのが多い。やっているサッカーは私は間違いないと思っているし、サポーターの皆さんも我々の攻撃的なサッカーを支持してくれていると信じている。こういう戦いの中で攻撃的なサッカーをしながら勝利していくのを監督として目指していきたい」

 Q.守備の評価を―
「守備に関して失点はまだあるが昨年よりも良くなってきていると思っている。よりアグレッシブにボールを前から奪いにいく守備を昨年から継続してやってきていますけども、選手たちは1対1が多くなる戦いの中で、非常に整理されてきていると感じています。選手たちもそれを十分に理解して実践してくれていると思う。相手もそうした我々の守備に対して、何とかそれをかいくぐろうとしてくる。そんな戦術を練ってくる中で選手たちはこういう時は“こういう対応をしよう、こういう時はこういう対応をしよう”というような形で選手たちも適応してくれている。立ち上がりで失点してしまうような場面はありますけども、全体的に見れば、守備はよりアグレッシブに前からボールを奪い、ショートカウンター、あるいは1対1の局面で選手たちが相手に競り勝つ部分は、去年よりも多くなったと思う。守備が形になりつつある。守備が自分たちの攻撃を支えているというのも見えてきていると思う。今日の試合についても鹿島より先に2失点している。試合をひっくり返す、同点にするというのはかなり難しいこと。ただ選手たちはしっかりと落ち着いて、自分たちのやるべきことに集中して自信を持ってプレーをしてくれたと思います。逆転まで持っていくことはできませんでしたけど、十分に可能性を見せられたゲームだった。そうした戦いを見せてくれた選手たちを誇りに思います。チームは成長過程にあると思っている。こうした戦いを通してもっと成長していき、選手たちがもっと攻撃、守備に関して色々なことを整理して成熟していくのかなと思います。真ん中、外ときょうはうまく使い分けができていたと思う。守備に関してもより強度が上がってきていると思う。試合を通してコンスタントにやり続けることができるのか、そこをチームとして求めてやっていきたい」

 Q.1点を追う後半の頭に、ビルドアップのうまい宮澤選手を交代させた理由。また、ジェイ選手を早い段階で入れました。後半どのような展開を目指していたのか教えてください―
「ハーフタイムで宮澤を交代させたことに関しては、連戦の疲れが見える中で交代した方が疲労が安定するのかなという判断。田中駿汰はリベロのポジションもできる選手。ビルドアップもできる選手ですので、駿汰を真ん中にして八(岡村大八選手)を右のストッパーに入れた。相手のエヴェラウド選手がうちの右サイド、相手の左サイドにポジションを取ることが多かったので、八(岡村大八選手)は球際も強い選手ですので、パワーのあるエヴェラウド選手をしっかりと抑えるという意味でも交代を決断した」

 「2対1でリードされている展開の中で同点、逆転まで持っていきたい。ペナルティーエリア内で得点能力の高いジェイを早めに入れた。ジェイはケガの影響で長くチーム練習に合流できていなかったが、ここ10日くらいはしっかり練習をしてきた。コンディションは上がってきている。まだまだな部分はあるが残りの20分、30分という試合の中で、相手のゴールに迫れる、それだけの能力がある選手だと思っています。そういう意味でもジェイを比較的に早い段階で起用した。右サイドからの攻撃が機能していた。相手も守備のシステムを変えてきていたので、ゴールする危険がある選手を入れる判断としてジェイを入れました」とコメントしています。

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