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スーパーショット披露も日本代表は苦しい4敗目…カーリング男子世界選手権

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男子世界カーリング選手権のRCF戦でストーンを放つ日本代表スキップ松村雄太選手 写真/(公社)日本カーリング協会提供

 カーリング男子の世界選手権(カナダ・カルガリー)で日本代表のコンサドーレは4月5日、ロシア・カーリング連盟(RCF)と1次リーグ第6戦を行い、第5エンドに松村雄太選手がプロモーション・テイクアウトで3点を取る場面がありました。

 「プロモーション・テイクアウト」とは手前の石(ガードストーン)に当てて、その石を利用して他の石を弾き出すショットのことです。

 松村選手が投げる前、ハウスと呼ばれる円の中にはRCFの赤い石が中心に最も近く、続いて日本の黄色い石、3番目がRCFの赤い石でした。このままこのエンドが終わると相手に1点なのですが後攻の日本には最後の1投が残っています。

 ただ、最後の1投を相手の石の内側に滑り込ませたとしても1点しかとれません。

 最後の石を持つ有利な後攻では複数点が欲しいところです。

 そこで日本は弾き出すテイク・ショットを選択したのですが、ハウスの中や投げた自分の石も飛び出してしまっては得点にはなりません。また動かした相手の石が結果的に中心近に止まってしまうと相手に点が入ってしまいます。

 松村選手は幾つも配置されたガードストーンと言われる“円の手間でハウスの中の石を守る石”の間を縫って、最もハウスに近い(ハウスの中にかかっていたかもしれません)相手の赤い石と自分の黄色い石の間に当て、自分の黄色い石に角度をつけて動かします。

 動かされた黄色い石は3番目の位置にあった相手の赤い石を弾き出しその場に止まります。

 投げた石も手前の赤い石を横に弾いて少し角度を変えながら投げる前に最も中心に近かった相手の赤い石を弾き出して止まりました。

 投げる前は赤2つ、黄色1つだったハウスの中の有効な石は黄色3つに入れ替わりました。

 一挙3点のスーパーショットでRCFとの差を詰めましたが、日本はRCF後攻時はすべて複数失点を許すなど10対5で思わぬ大敗を喫しました。

 過去に例のない参加14チーム、1次リーグ13試合を行う日程はこの日を終えて、折り返しを迎えています。

 2019年はメダルゲームにまで行った日本は前回以上のメダルと北京五輪出場権を決める6位以上の目標を掲げていますが、4日目を終え2勝4敗。試合数に違いがありますが既に5勝しているチームが7つあり、上位が星の取り合いをするにしても、日本は残り7試合で連勝していかなければなりません。

 1次リーグ後半戦がスタートする4月6日(日本時間7日)は、今大会台風の目になっているノルウェー(5勝1敗)、そして、世界ランキング5位のスコットランド(5勝2敗)との1日2試合が待っています。

 写真/(公社)日本カーリング協会提供

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