2度の延期を経て『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開 早朝から行列「生きててよかった」

新型コロナウイルスの影響で2度も公開が延期された人気映画、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3月8日公開されました。待ち望んでいたファンから喜びの声が上がりました。
本田 祐里佳 記者:「現在午前6時20分です。こちらの映画館、オープン10分前ですがすでに映画の公開を待ちわびる長い人の列ができています」
3月8日公開となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。月曜日の早朝にも関わらず、約30人ものファンが並びました。
行列の先頭の人:「グッズを早く売るということだったので来た」
行列に並んだ人:「パンフレットとウインドブレーカーとグラス。グッズの詳細がわかってから、ずっとこれが欲しいと思っていて、しかもこれが最後の1個だったので買えてよかった」

グッズはすぐに売り切れになるほど
お目当てはグッズでした。劇場の担当者によりますとポスターやタオル、Tシャツは一瞬で売り切れてしまったということです。
3月8日に公開されたのは、2007年からスタートした『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ4部作の最新作にして完結編です。前作の公開から約9年が経っています。
当初予定されていた公開日は2020年6月でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、公開が2度延期されていました。
映画館では列に並ぶ際、間隔をあけるためテープを張るなどの感染対策を行い、公開に備えました。

複雑な思いも胸にするファンもいたが…映画館は喜びに満ちていた
ファン:「待ちに待った最後の作品なのですごく楽しみです」
ファン:「ずっと待っていたので、きょうが来るのがうれしいような、悲しいような気持ち。劇場で見るのは特別だと思うので、本当に生きていてよかった」
館内には待ちわびていたファンの笑顔と喜びの声があふれていました。