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アルテミス北海道代表 工藤浩氏に聞く “北海道初”の女子Vリーグチームへの手ごたえ

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2020年12月 アルテミス北海道発足会見(中:工藤浩氏)

 2月21日、北海道北広島市の体育館。そこから女性たちの元気な掛け声が響いていました。行われていたのは“北海道女子初”となるプロバレーボール、Vリーグ入りを目指す「アルテミス北海道」の第1回セレクションです。元日本代表で1996年アトランタ五輪、2004年アテネ五輪に出場した成田郁久美(45)さんが監督を務める、発足2ヵ月、出来立てほやほや新チームのセレクションです。

 今回、アルテミス北海道の代表を務める工藤浩氏(52)をインタビュー取材。発足の経緯、目指す場所、作ってみて実感したことなどをお聞きしました。

 ◆バレーボールチームを作ろうとしたきっかけは―
「私が所属する日本ルクソールシステム株式会社はシステム開発を行っています。ITの力を別分野でも生かそうと、レバンガ北海道さんや、ヴォレアス北海道さんをスポンサードさせていただいています。私の息子(サフィルヴァ北海道所属 工藤泰我選手)がバレーボールをやっている繋がりで他の選手の親御さんから、北海道に女子のVリーグチームがないことや、環境が整っていないという話をよく聞いていて、ITの力とバレーボールを結び付けてチームを作ることができれば、地元北海道にも貢献できて面白いのではと思ったのがきっかけです。他人任せではなく、自ら汗をかいてやってみようと2020年9月に決断しました」

2月20日 試合形式で行った第1回セレクション

 ◆アルテミス北海道でやりたいことー
「スポーツチームの収益構造を変えたいです。プロスポーツチームはスポンサー頼みの収益構造になっていて、いざコロナ禍に巻き込まれるような事態になると、スポンサーが撤退=赤字という構図になりがちです。現在、プロスポーツは企業にとってCSR活動の一環となっていることが多いですが、業績不振でCSRへの予算が削減されると、チーム運営が窮地に立たされる。そんな収益構造ではスポーツチームが成り立たないと思います。だからこそ、持続可能で収益もしっかりあがる形で地域貢献をするモデルケースを作りたいです。プロバスケットリーグBリーグの川崎ブレイブサンダースが川崎市と持続可能なSDGsへの取り組みを行うと発表しましたが、注目していますし、私も色々と試行錯誤している最中です」

 ◆活動資金はどれくらいを見積もっていますか―
「クラブチームなので、今は用具代です。ですが、チーム作りができて練習が始まれば遠征費もかかってきます。初年度は2000万円と見ています」

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