イチゴだけじゃない カラフルで可愛い「フルーツ大福」の"とりこ"に いま話題のお店3選!
フルーツを使った和菓子というとイチゴ大福を思い浮かべますが、それだけではないんです。
いま、様々な果物を使ったフルーツ大福が人気なんです。
1日に1000個売れるというその味は?
イチゴにリンゴ、バナナや栗。様々な果物を包んだ大福が並びます。
北海道札幌市中央区 大丸札幌店の「京都祇園 仁々木」は、京都に本店があるフルーツ大福の専門店です。
2021年2月15日から3月2日までの期間限定で出店しています。
女性客:「フルーツが好きなので、大きいフルーツが入っているのがうれしい、好きです」
女性客:「最初は違和感があったけど、食べるとすごくフレッシュ。甘さも控えめで、すごくおいしい」
季節の果物を使った6種類のフルーツ大福が、多い日は1日1000個ほど売れるといいます。
またコロナ禍で外出を控えている人からの取り寄せ注文も増えていて、こちらも多い日には、1000個ほど発送しているといいます。

中身がカラフルなフルーツ大福が並ぶ
催事の出店だけではありません。
フルーツ大福を扱う店が増えています。
果物のプロが、米の専門店とコラボした大福の味とは?
果物を使用したパフェやクレープなどを販売している、札幌PARCO内の「KAJITSU_CLUB」に、2021年1月からフルーツ大福がお目見えしました。
イチゴ、ミカン、シャインマスカット、パイナップルの4種類が並びます。
男性客:「ポスターを見て、おいしそうだなと思って」
女性客:「SNSで見て、売っていると聞いたので来ました。マスカットがすごく魅力的だったので、買えてよかった」

米やもち米の消費量UPを狙い「フルーツ大福」を
このフルーツ大福を手掛けたのは、果物を使った料理を提供するレストラン「果実倶楽部818」です。
果物を使った和のスイーツを作りたいと、米の専門店とコラボして実現しました。
今後は季節によって、旬の果物を使った新作を販売する予定です。
果実倶楽部 庄司 純大 社長:「米やもち米の消費量が、ものすごく国内で減っている。もち米を使ったフルーツと合う商品を提供したいと考えた」
今のところフルーツ大福が店頭に並ぶのは、水曜日と金曜日の週2回ですが、1日で100個ほど売れる人気だといいます。
なぜ今、フルーツ大福が注目を浴びているのでしょうか?
和菓子コーディネーター せせ なおこさん:「断面がSNS映えするというのはもちろん、フルーツがカラフルなので、それを映えさせるためにホイップクリームや白あんが使われるようになり、あんこ嫌いだった人も、比較的食べやすくなっていると思います」