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北海道南部に"35年ぶり"「日本酒の酒蔵」誕生 4月販売に向け…酒造りスタート

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 北海道南部では35年ぶりとなる日本酒の酒蔵が2月11日、北海道七飯町に誕生しました。早速「洗米」に続き「麹づくり」などの作業に入り、4月下旬の一般販売に向け酒造りがスタートしました。

七飯町産の酒米「吟風」

 箱館醸蔵 杜氏 東谷 浩樹さん:「うま口な味を酒の風味として上手に表現したい」

 北海道七飯町に11日誕生した酒蔵「箱館醸蔵」。

 総事業費は約5億5000万円で、酒造りに使用されるのは七飯町産の米と町内にある山、横津岳の伏流水です。

北海道南部に35年ぶりに生まれた酒蔵「箱館醸蔵」

 北海道南部で35年ぶりの酒造りが始まりました。

 水上 孝一郎 記者:「今、醸造が開始されました。酒米が洗米機で洗われています」

 11日は早速、米糠を取り除く「洗米」と、水を吸収させる「浸漬(しんせき)」と呼ばれる作業が行われました。

4月下旬販売予定の「郷宝」(完成イメージ)

 完成予定の日本酒は「郷宝(ごっほう)」と名づけられ、順調に進めば4月下旬に発売されるということです。

酒米を蒸した後に冷やす(2月12日)

 12日午前8時すぎ、前日に水を吸収させた米を蒸す「蒸米」と呼ばれる工程に入りました。米を蒸気で約1時間加熱します。

 「蒸米」された米は32~34度ぐらいまで冷やされた後、麹菌を振りまきもみ返す作業へ。「製麹」とも呼ばれる工程で、酒造りで最も大切な麹を作っていく作業が行われました。

「麹」を作る工程(2月12日)

 「箱館醸蔵」の日本酒「郷宝」はこのあと、酒のもととなる「酒母」作りや、じっくり発酵させて貯蔵する作業などを経て、3月下旬に初しぼりを迎える予定です。

 また、同社は北海道南部で35年ぶりとなる酒造りを盛り上げるため、17日からクラウドファンディングにも挑戦。

 支援した人には初回醸造分の限定モデルの「郷宝」が4月22日以降順次発送される予定で、4月下旬の一般発売とともに、七飯町発の日本酒が着々と造られています。

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