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「物同然に押し込んだ」施設のトイレで女児出産し殺害…30歳女に懲役3年 函館地裁

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函館地方裁判所

 2020年3月、北海道南部の江差町にある就労支援施設の女子トイレで女の子を出産し、直後に便器内の穴に押し込み殺害したとして、殺人の罪に問われている30歳の女の裁判員裁判で、函館地裁は1月27日女に懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

 北海道木古内町に住む無職の30歳の女は、2020年3月3日午後0時10分ごろから午後4時30分ごろまでの間に、江差町にある就労支援施設の女子トイレで女の子を出産した後、女の子を便器内の穴に押し込んで窒息死させた殺人の罪に問われていました。

 これまでの裁判では、知的障害の影響で女が心神喪失または心神耗弱状態にあったのか、殺意があったのかという点で、検察・弁護側双方が主張をしてきました。

 1月27日函館地裁の榊原敬裁判長は「被告のもつ知的障害は犯行に多少影響はあったが軽度だった。女の子を便器の穴に押し込みふたをするなど、出産の発覚を防ぐ目的に沿った行動をしていることなどから、完全責任能力がある」としたうえで、「女児を物同然に便器の穴に強く押し込んでいて危険性は極めて高く、余りにも身勝手な動機に非難を向けざるを得ない」とし、懲役3年(求刑5年)の実刑判決を言い渡しました。

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