快速列車"約550メートル"オーバーラン…30代男性運転士「考え事していた」

オーバーランを発表したJR北海道
1月26日、JR北海道の快速列車が駅の停車位置から約550メートル通過して停車するトラブルがありました。
オーバーランがあったのは、北海道帯広市のJR根室線「西帯広駅」です。
26日午前11時30分ごろ、新得発・帯広行きの快速列車が停止位置を約550メートル過ぎて停車しました。
列車は指令センターの指示で停止した位置から約5分遅れで運転を再開し、次の終着駅となる帯広駅に停車しました。
JR北海道によりますと当時列車には乗客20人が乗っていて、西帯広駅で降りる予定だった2人は、帯広駅からタクシーで西帯広駅まで戻ったということです。西帯広駅から乗車予定の客はいませんでした。
この列車は30代の男性運転士が担当するワンマン列車で、JR北海道は約550メートルもの長い距離のオーバーランは異例で「あまり聞いたことがない」としています。
運転士は「考え事をしていて停車するのを忘れた」などと話しているということです。