きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

MENU CLOSE
検索

「病院長に適さない」コロナ対応めぐり解任…旭川医大 3つの理由を会見で説明

社会 友だち追加

旭川医科大学の会見(2021年1月26日午後3時30分すぎ)

 新型コロナウイルスの対応をめぐって学長と病院長が対立していた旭川医科大学で1月25日に病院長が解任されたことを受け、26日大学の吉田晃敏学長が会見で経緯を説明しました。

 この問題は、2020年11月、旭川医科大学の吉田晃敏学長が、旭川市内のクラスターが起きた病院を中傷する発言をし、その音声データが流出。大学側はこれに古川博之病院長が関与しているとして、1月25日付で病院長職を解任したものです。

 取材に対し古川病院長は関与を否定したうえで、「感染がまん延する中での解任は、病院と地域医療をないがしろにするものだ」としています。

 26日の会見で旭川医大の説明は以下の通りです。
・2020年4月16日の全学説明会と11月17日に開催された大学運営会議で録画や録音をし、この2つの情報を外部に漏えいさせたこと
→複数の証言などから事実を認定し、病院長に適さないと判断

・11月8日と13日に行われたクラスターが発生した市内の医療機関のコロナ患者受け入れに関する協議内容を恣意的に報道機関に話したことで、大学、および大学病院に混乱を生じさせたこと

・12月22日の大学運営会議で信頼回復に取り組むことを確認した後に報道各社の取材に応じ、大学および病院に混乱を生じさせたこと

 以上3つの理由に基づき、「職務上の義務違反」「病院長たるに適しないと認められる」とする解任規定に該当するため、全会一致で25日付で解任されたとしています。

 古川病院長は、コロナ患者の受け入れを主張した際に吉田学長から「受け入れるならお前が辞めろ」と言われたとしていて、文部科学省が事実関係の確認を進めています。