たき火・鍋・雪遊びも…魅力いっぱい"冬キャンプ" 暖房は要注意 #コロナとどう暮らす
密を避けられ人気のキャンプ。
そのブームは雪が降り積もるこの時期も続いています。
寒くて、つらい…。そんな冬のイメージを覆す冬キャンプの魅力を探ってきました。
冬の澄み切った夜空にきらめく星や、暖かいたき火の炎を囲んで楽しむ「冬キャンプ」。
いま冬でも楽しめるキャンプ場が増えています。
2021年はコロナ禍もあり密を避け楽しめるとあって、北海道内28カ所のキャンプ場が冬営業を行なっています。
この冬、営業に踏み切ったキャンプ場に行ってみると…。

ゴルフ場が"キャンプ場"に
八木 隆太郎 アナウンサー:「ますます注目されているキャンプ。もともとパークゴルフ場だったこちらの敷地は、冬でも楽しめるキャンプ場に生まれ変わりました!」
北海道恵庭市にあるこちらのキャンプ場は、2020年6月に4万平方メートルの広大な土地をキャンプ場に改築。
敷地内にはお湯が使える室内炊事場があり、電気が使えるサイトもあり、初心者でも安心して使える仕様になっています。
冬キャンプの魅力とは一体?
冬キャンパー:「たき火ですかね。たき火と、テントの中で薪ストーブにあたりながら、お酒を飲むことが。格別ですね」
冬キャンパー:「寒い中、暖かい料理を食べるのがいい。夏のキャンプよりおいしさ感じますね」
冬キャンパー:「今日はちょうどせいろをやろうと思うんですけど、妻がシューマイですとか、肉まんですとか」
子ども:「雪遊びを楽しめるところ」
八木 隆太郎 アナウンサー:「夏のキャンプより、冬のほうが好き?」
子ども:「うん」
八木 隆太郎 アナウンサー:「相当仕込まれてますね」
子ども:「(冬キャンプ)全部好き!」
雪遊びや寒さをあえて楽しむということが、冬キャンプの魅力のようです。

冬キャンプに"防寒グッズ"は必須
冬キャンプの楽しみ方を、日本キャンプ協会のインストラクター川手有沙さんに教えていただきました。
川手さんはキャンプ場やグッズの紹介をブログで情報発信しています。
まずは寝床の確保。テント設営です。
冬ならではの準備のポイントは?
日本キャンプ協会 インストラクター 川手 有沙さん:「雪が解けるので、なるべく下に雪を残さないように除雪したほうがいいと思います。でこぼこをならす感じで除雪します」
雪をある程度除雪しならしたら、設営から15分ほどで冬キャンプの基地、テントが完成です。
八木 隆太郎 アナウンサー:「寒くなるとどんなことが起きますか?」
日本キャンプ協会 インストラクター 川手 有沙さん:「カセットガスをたき火や料理に使うんですが、寒さで出にくくなったり、スマホもバッテリーの減りが早くなるので、モバイルバッテリーをもっていきます。(保管場所も)使う直前まで、テントの中やカバンの中に入れておくと安心です」
八木 隆太郎 アナウンサー:「防寒対策は?」
日本キャンプ協会 インストラクター 川手 有沙さん:「肌を見せないように、帽子、スヌード、革手袋、足元はすごく寒いので暖かい靴を履いています」
他にもブランケット、カイロ、湯たんぽなどもあると温度調節ができ便利ということです。