“危機”乗り越えた2匹…癒やしで恩返し 動物病院の看板犬&にゃんこ【金曜日のわんこ&にゃんこ】
毎週週末にお届けしている「金曜日のわんこ」。
さらに、1月22日はにゃんにゃんでにゃんこの日でもあります。
1月22日は、運命的なめぐりあわせで動物病院にやってきたわんことにゃんこです。

つらい治療にも負けないパン君
北海道札幌市白石区の動物病院。
受付の裏でおとなしくスタッフの仕事を見守っているのが、看板犬のパン君です。
そしてここにはもう一匹、マイペースな看板娘、猫の2号ちゃんがいます。
今は平穏な生活を送っていますが、2匹が動物病院に来たときは、生死をさまよう危険な状態でした。
菊水小さな動物病院 後藤 正光 院長:「(パン君は)生後1か月くらいの時にペットショップが下痢してひどいということで連れてきた。感染したら大体死んでしまうという病気にかかっていて兄弟は全部死んじゃったけど、この子だけ生き残った。足のところに点滴をしていて、それでしているうちに点滴が外れたのか、壊死してしまった。どんなつらい治療をしてもしっぽを振ってきてくれてたから、そしたら僕が飼おうかなと思って」

2号ちゃんの兄弟は「1,3,4号」
そして、猫の2号ちゃん。変わった名前ですが、由来にはこんな過去が。
菊水小さな動物病院 後藤 正光 院長:「(患者さんが散歩中に)カラスの群れがいて4匹小さいネコがいて、何とかしてくれというので、うちで育てながら譲渡していたんですけど、その時にうちの従業員が名前を付けるの面倒だから1号、2号、3号、4号とつけて残ったのがこの2号」
今では、2匹とも院長やスタッフに癒やしを与えてくれる大切な存在です。

平和な日常こそ「幸せ」
2号ちゃんのお気に入りは、自分にそっくりなぬいぐるみです。
前足でふみふみして、お乳を探すしぐさをするそうです。
パン君の特技はゴロンということでしたが、緊張したのかこの日は披露してくれませんでした。
菊水小さな動物病院 後藤 正光 院長:「必ずみんな歩きながらなでている。それで癒やされている」
生死のはざまを乗り越えたからこそ、日常に幸せを感じるパン君と2号ちゃんでした。
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