"揚げ物"していたらカセットボンベ爆発…男性ケガ 保管場所&大きすぎる鍋に要注意
ボンベは壁に突き刺さり部屋の窓は割れていました。
1月21日未明、北海道札幌市手稲区のアパートで、カセットボンベが破裂し男性がケガをする火事がありました。
調理中にそばにあったボンベに引火し、爆発したとみられています。
爆発の衝撃で割れてしまった窓…。
1月21日午前1時すぎ、札幌市手稲区新発寒7条1丁目のアパートで火事がありました。
火は約2時間半後に消し止められましたが、部屋の内部が焼け、この部屋に住む40代の男性が足にやけどをしました。
ボンベは壁に突き刺さり、爆発の衝撃で隣の部屋や車の窓ガラスにもひびが入ったということです。
警察によりますと男性は当時、コンロで揚げ物をしていましたが、近くに置いていたカセットボンベに引火したとみられています。
寒いこの季節、鍋料理などで使用する機会も多いカセットボンベですが思わぬ大事故も…。注意点を解説します。

ファンヒーターの前にカセットボンベを置くと…
【カセットボンベ保管場所にも注意】
製品評価技術基盤機構 niteが行った実験映像です。
ファンヒーター近くにカセットボンベを置いた場合、しばらくするとボンベのガスが熱せられ爆発しました。札幌では8年前実際に事故が起きています。

「大きすぎる鍋」を使うとボンベ破裂の恐れが
【カセットコンロを使うときには『大きな鍋』に要注意】
コンロを使用する際、大きすぎる鍋や、鍋をずらしてカセットボンベのカバー部分までの距離を近づけた場合、ボンベが熱くなり、破裂する恐れがあります。
コンロの真ん中に鍋を置くこと、適正な大きさの鍋を使うようご注意ください。