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「赤ちゃんを物同然に扱った」出産直後に便器に押し込み殺害…30歳女に懲役5年求刑

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殺人罪に問われている女の裁判が開かれた函館地裁

 2020年3月、北海道南部の江差町にある就労支援施設のトイレで女の子を出産した後に、便器内の穴に押し込み殺害したとして、殺人の罪に問われている30歳の女の裁判員裁判。検察側は1月21日、女に懲役5年を求刑しました。

 殺人の罪に問われているのは、北海道南部の木古内町に住む30歳の無職の女です。

 起訴状などによりますと、女は2020年3月3日午後0時10分ごろから午後4時30分ごろまでの間に、江差町にある就労支援施設の女子トイレで女の子を出産した後、女の子を便器内の穴に押し込んで窒息死させた殺人の罪に問われています。

 1月21日函館地裁で開かれた裁判で検察側は「被告は軽度の知的障害の影響はあったが、犯行の危険性も認識していて、死の意味もわかっていた。職員にばれて怒られたくないという思いから、証拠隠滅なども図っていた。自分の赤ちゃんを物同然に扱った非情かつ酷い犯行だ」などとして、懲役5年を求刑。

 一方弁護側は、「被告は出産するまで妊娠自体に気づいておらず、知的障害の影響で犯行を悪いことだと認識していなかった。突発的なことに対応することが苦手で出産時パニックになり、判断力も下がっていた」などと主張。被告が心神喪失であれば無罪、心神耗弱であれば執行猶予付きの判決にすべきと述べました。

 判決は1月27日に言い渡される予定です。

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