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コロナ禍でペット飼う人増加 「やっぱりムリ」飼育放棄などのトラブルも

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 新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が長くなり、イヌやネコなどを飼い始めた人が増えています。一方で、しつけや世話が思うようにできず頭を抱える人も…。コロナ禍のペット事情を追いました。

専門学校にもペットに関する相談が増えている

 動物病院の看護師や、ペットの毛並みを整えるトリマーを目指す生徒が通う専門学校です。飼い主から預けられたイヌに看護やトリミングの実習を行っています。

 飼い主:「お願いします。皮膚炎で1か月たって治ってきたんですけど」

 こちらの学校では飼い主からペットの体調やしつけなどの相談も受けていますが、その数が増えています。2020年新たに飼い始められたイヌやネコは、2019年に比べそれぞれ15パーセント増加。コロナ禍が影響しているとみられます。

おうち時間が増えてペットを飼い始めた人が多い

 吉田学園動物看護専門学校 林 恵さん:「“おうち時間”が増えた人が多いと思います。この機会にきちんとしたしつけや、面倒が見る時間ができたと飼う人が多い」

 癒しを求めてペットを飼う人が増えているのだとみられます。ペットショップによりますと、イヌやネコの価格はコロナ禍以前よりも上がっていますが、売り上げは伸びているといいます。しかし、その一方で…。

 吉田学園動物看護専門学校 林 恵さん:「飼ってすぐに大変で、飼育放棄をする人もいるようです」

 ペットを取り巻く状況に一体何が起こっているのでしょうか?

 コロナ禍で在宅時間が長くなり癒しを求めてペットを飼う人が増えています。しかし、こんな問題も。

 「リードを長く!」 

犬の"しつけ"をするスクールでは犬との接し方を教える

 イヌのしつけをするドッグスクールです。不慣れな飼い主の相談に乗ったり、イヌとの接し方を教えたりもしています。

 札幌ドッグスクール 新倉 謙吾さん:「コロナ禍で犬を飼う人が増えた実感はあります。うちにも困ったと相談に来る数も増えている。(自粛期間中は)家族がずっと家にいたが、仕事の再開で誰もいなくなるとイヌが留守番をできず、家の中で吠えて近所から苦情が来たなどのトラブルも」

 トイレの場所を覚えさせる他、吠えたり噛んだりしないように、しっかりとしつけをしなくてはなりません。

 その大変さを十分に理解しないで、飼い始める人が少なくないのだといいます。

 札幌ドッグスクール 新倉 謙吾さん:「いい子、かわいい」で良いイヌに育つとは限りませんから、人間と同じように“義務教育”が必要では。人に対して友好的で、吠えたりしないという社会性をしつけないと、皆から愛されるイヌには育ってくれない」

1歳でも「待て」と命令すれば静止

 ジャーマンシェパードの1歳の子犬です。リードを離して「待て」と命令すると言いつけ通りその場で静止します。イヌの場合、生後1年で性格が決まるといいます。

 札幌ドッグスクール 新倉 謙吾さん:「今、かわいいからといって買ってしまうのではなく、どう生活して育てるのか考えてから飼った方が良いと思います」

ペットは癒しの存在だが飼い主には大きな"責任"が

 コロナ禍で癒しの存在として注目され、飼育する人が増えているペット。どう暮らし、どう育てるのか?飼い主には大きな責任が問われます。

  • みんテレ