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夜の街ススキノ閑散…午後10時に飲食店が次々閉店 集中対策強化「時短要請」協力で

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 北海道の集中対策期間が延長された先週末、ススキノでは全ての飲食店に営業時間短縮の要請が行われました。

 多くの店が協力し市民も外出自粛をするなか、ネオンが消えた夜の街を取材しました。

 アルコールを提供する店だけでなく、全ての飲食店で営業時間を午後10時までとするよう要請が行われた、札幌ススキノ。時計の針が午後10時を回ると、24時間営業のファストフード店やすしチェーン、カラオケ店などか次々と店を閉めました。

 小出 昌範 ディレクター:「札幌の食の観光地、ラーメン横丁です。すべての店がシャッターを下ろしてしまっています」

 週末とは思えないほど人通りが途絶えた、夜の街ススキノ。

 ススキノを訪れた人:「街が死んだというか経済が止まっている」

 飲食店経営者:「飲食店を経営しているが自分の店も閉めた」

 タクシー運転手も明かりが消えていくススキノを嘆きます。

 タクシー運転手:「人もいないし、人がいないと仕事にならない。ここまで(コロナ禍が)長引くとは思わなかった。もう1年ですから…みんな、あっぷあっぷしている」

 飲食業界への自粛要請はタクシー業界にも大きな影響を及ぼしています。

 ススキノで56年続く居酒屋、野暮天の店長、高橋憲理さん。20年間勤めた店が2020年、新型コロナウイルスの影響で廃業。店を譲り受け、12月、新装オープンさせたばかりですが、今回の時短要請で再び苦境に立たされました。この日訪れた客は、わずか5人です。

 地酒茶屋 野暮天 高橋 憲理 店長:「今まで以上に厳しい状況。これから1か月続くことを覚悟しています」

 夜の営業ができない今、高橋さんは弁当の配達やテイクアウト、クラウドファンディングなどでなんとか乗り切ろうと考えています。一方、こんな店も…

 こちらのビルの2つの店は、営業時間の短縮ではなく休業を決めました。入口には臨時休業を知らせる紙が貼られています。

 いっそのこと臨時休業したほうが人件費などを抑えられ赤字が少なく済むとして、休業を決める店も少なくありません。多くの店が苦境に立たされるなか、1か月後にどうなっているのか…。ススキノ関係者の心配は続いています。

  • みんテレ