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「大ごとになるのを隠そうとした」トイレで女児出産し殺害…30歳女 起訴内容認める

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殺人罪に問われている女の裁判が開かれた函館地裁

 2020年3月、北海道南部の江差町にある就労支援施設の女子トイレで女の子を出産した後に、便器内の穴に押し込み殺害したとして、殺人の罪に問われている30歳の女の裁判員裁判。1月18日の初公判で、女は起訴内容を認めました。

 殺人の罪に問われているのは、北海道木古内町に住む無職の30歳の女です。

 起訴状などによりますと、女は2020年3月3日午後0時10分ごろから午後4時30分ごろまでの間に、江差町にある就労支援施設の女子トイレで女の子を出産した後に、便器内の穴に押し込んで窒息死させた殺人の罪に問われています。

 18日函館地裁で開かれた初公判で、女は「間違いないです」と起訴内容を認めました。

 検察側は「被告は職員に出産がばれて大ごとになると思い、隠そうと思って殺意を持って赤ちゃんを上下逆さにして便器内の穴に押し込んだ」と指摘。軽度の知的障害があることを考慮しても、「自分の行為が赤ちゃんを死亡させる危険の高いものであると認識していたので、刑事責任能力はある」と主張。
 
 一方、弁護側は「被告は知的障害により、妊娠自体に気付いていなかった。突発的な出来事に対応することが困難で、赤ちゃんを出産した後、どうしたらいいかわからなかった」などとし、犯行時心神喪失または心神耗弱の状態だったとして、無罪を主張しました。

 次回裁判は19日に開かれる予定です。

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