落雪の恐怖 フロントガラスを破壊! 北海道3月並み“プラス気温”で屋根の雪が凶器に
厳しい寒さから一転、1月13日の北海道内は3月並みの気温となりました。
札幌では雪が解けグチャグチャ路面に。
また、記録的な大雪となっている岩見沢市では落雪事故への注意が呼びかけられました。
屋根から雪崩のように落ちていく雪の塊。
その衝撃は、車のフロントガラスを簡単に壊すほどです。
3月中旬並みにまで気温が上がった1月13日の北海道内。記録的な大雪となっている岩見沢市では、落雪事故に対する厳戒態勢がとられました。
岩見沢市民:「あの雪が落ちると考えたら怖い」
命を守るために必要なこととは?
雪が解けグチャグチャ路面となった1月13日の札幌。
最高気温は3.3℃。南から暖かい空気が入り込んでいる影響で、北海道内各地は3月並みのプラスの気温となりました。
札幌市民:「すごく歩きづらい」
札幌市民:「すごく大変です。ベビーカーを押せないのがきついです」
こちらは岩見沢市です。
1月11日積雪が169センチに達するなど記録的な大雪となっていますが、1月13日の最高気温は2.3℃。20日ぶりに真冬日を脱出しました。

屋根からせり出す「雪」がいたるところに
長岡 伶奈 記者:「こちらの家は雪が屋根からせり出してきていて、なだれ落ちそうで怖いですね」
気温が上がると心配なのが落雪による事故です。
北海道内では、除雪中に屋根から落ちたり落雪に巻き込まれたりする事故が、12月から50件以上起きていて9人が死亡しています。
岩見沢市の担当者は、一人暮らしの高齢者など約2400世帯を回り注意を呼びかけました。
岩見沢市の担当者:「1月13日と14日暖かいので、落雪に注意してください」
岩見沢市民:「あの雪が落ちると考えたら怖い。軒下にはやっぱり行けない」
岩見沢市民:「暖かいから夫は雪かきしないように注意している」
屋根から雪崩のように落ちていく雪の塊。これは1月4日、秋田県・横手市で撮影された映像です。
人が巻き込まれたら、ひとたまりもありません。