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4日間で"42件"不審電話相次ぐ…400万円被害も「特殊詐欺警報」発令 北海道警

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特殊詐欺警報を発令し注意を呼びかける北海道警のポスター

 市役所や金融機関を名乗る男からの電話をきっかけに、80代の女性が現金400万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

 北海道警は北海道内の一部地域に「特殊詐欺警報」を出して注意を呼びかけています。

 1月7日北海道恵庭市に住む一人暮らしの80代の女性のもとに、恵庭市役所の職員を名乗る男から「医療保険の還付金がある」と電話がありました。

 その後金融機関の職員を名乗る男から「還付金を受け取るためにはキャッシュカードを交換する必要がある。」などと電話があり、信用した女性は直後に自宅に訪れた金融機関の職員を名乗る女にキャッシュカード2枚を渡しだまし取られました。

 翌日女性らが口座を確認したところ、現金400万円が引き出されていたことが分かりました。

 北海道内では1月5日~8日の間に、札幌市や近隣の江別市・恵庭市で「市役所職員」や「警察官」を名乗る人物からの詐欺の予兆電話が計42件以上確認されています。

 中には、電話の最中にキャッシュカードなどを受け取りに来る「受け子」がすでに住宅を訪問する例もあるということです。

 札幌市厚別区では6日、70代の男性がキャッシュカードをだまし取られ、現金400万円を引き出される被害も確認されています。

 北海道警はこれらの被害状況を踏まえ1月8日、石狩地方に「特殊詐欺警報」を発令し警戒を強めています。

 2020年中、北海道内での特殊詐欺の被害額は約4億9000万円に上っていて、前年に比べ増加しています。

 警察は、「警察官や市の職員などを名乗る者から不審な電話があった場合は、警察署や市役所などの正確な電話番号を調べ、在籍しているか確認してほしい」とするとともに、「例え警察官や市役所の職員を名乗ったとしても、知らない人にキャッシュカードを手渡したり、暗証番号を教えないで」と注意を呼びかけています。