「1日も早く日常を」回復へ期待込め"初競り"野菜は約1割安値に 札幌市中央卸売市場
北海道札幌市の札幌市中央卸売市場で1月5日、「初競り」が行われました。
2020年は新型コロナウイルスの影響で取扱量が落ち込んでいて、2021年の回復に期待をかけました。
札幌市中央卸売市場で行われた初競り式。
感染対策のため、参加人数を減らしたうえ距離を開けて行いました。
1年間の商売繁盛を祈る手締めの声も、例年より控えめです。
秋元 克広 札幌市長:「1日も早く北海道の感染を収束させて、日常を取り戻していきたい」
その後行われた競りでは、リンゴやハクサイ、長ネギなどが次々と競り落とされていきました。
本州で台風被害が少なかったことなどから豊作傾向で、野菜は平年より1割ほど安く取引されました。