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「件数増やしたくて」知人職員に自分の作品を応募依頼…フォトコンテスト担当を懲戒処分

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懲戒処分を受けた職員が勤務する札幌市西区役所

 北海道札幌市西区が主催していたフォトコンテストで、自ら撮影した写真を知人職員に投稿するよう不正な働きかけをしていたとして、担当していた40代の市職員が懲戒処分となりました。

 減給3か月の懲戒処分を受けたのは、北海道札幌市西区の40代の男性係長です。

 札幌市によりますと係長は担当する8月~9月に開催されていた「西区SDGsフォトコンテスト」で、"応募作品は応募者本人が撮影した作品に限る"という規定があるにもかかわらず、自身が撮影した写真と150文字程度の作文を、複数の職員に対し"自らが撮影したと偽って応募するよう"持ちかけていました。

 係長はコンテストの締め切り前日に知人の市職員3人にメールで応募を依頼していて、そのうち2人が締め切り当日に係長が制作した3作品ずつ、計6作品を自らの作品として応募していました。

 その後2人の職員は締め切り後の応募が不正に当たることを知り作品を取り下げていて、区民らから寄せられた123点の作品の審査結果には影響がありませんでした。

 別の市職員からの情報提供で事態が発覚、内部調査を経て市は12月25日付で懲戒処分としました。

 係長が知人職員に応募を依頼した締め切り前日の応募件数は80件ほどで、調査に対し係長は「コンテストを成功させたいと思い、応募件数を増やしたく依頼してしまった」などと話しているということです。

 札幌市西区の粟崎寿也区長は「法令等を率先して遵守しなければならない職員がこのような不祥事を起こしたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。市民の皆さまの信頼回復に向けて職員の指導を徹底してまいります」などとし、係長の上司2人にも厳重注意処分としています。