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感染発見の最前線"発熱外来"とは… スリッパや紙幣も消毒「熱がないコロナ患者も」

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「発熱外来」とはどんなところ?

 新型コロナウイルス感染発見の最前線が発熱外来です。そこでは、どのような診察が行われているのでしょうか。医療崩壊を防ぐ取り組みとは?

院内の一部を「発熱外来」に

 北海道札幌市豊平区の住宅街の一角にあるとよひら公園内科クリニック。札幌市が指定する、発熱外来を担う医療機関です。

 とよひら公園内科クリニック 藤本 晶子 院長:「こちらが発熱外来の診察場所になります」

 発熱外来を担う、とよひら公園内科クリニック。発熱外来とは熱のある人を専門に診察する部門で、院内感染を防ぐために設置されています。院内の一室を発熱外来専用にして、診察にあたっています。

 こちらでは毎週木曜日、通常の診察の後に開設。他の通院者との接触を防いでいます。1日平均9人ほどの患者が訪れます。

細心の注意を払うスタッフたち

硬貨、紙幣までも消毒

 とよひら公園内科クリニック 藤本 晶子 院長:「熱があって来て、だるいという患者さんがいて唾液のPCRを1人取りました」

 PCR検査は唾液を採取し、専門業者に送ると翌日には結果がでます。

 検体は三重に梱包するなど細心の注意を払います。

 看護師:「大変ですね、どこ触ってるかわからないので」

 感染防止のため院内は念入りに消毒を行います。室内はもちろん、スリッパや紙幣まで消毒します。

最近、患者にある傾向が…

熱がないのにコロナ感染?

 発熱外来は新型コロナウイルス感染発見の最前線ですが、最近患者にある傾向が。

 とよひら公園内科クリニック 藤本 晶子 院長:「熱があれば患者もコロナと思うが、熱がないコロナの患者もいる」

 お腹が痛いということで来て、熱はないのに陽性だった人も…。また冬になり喘息が悪化したと思ってきたら、陽性だったという人も…。さらには、かぜ薬を飲んでしまい解熱成分で熱が下がり、コロナではないと思って来院した人もいたということです。

受診時に気を付けるべきこと

「発熱外来」受診時の注意

 とよひら公園内科クリニック 藤本 晶子 院長:「できれば薬を飲まない状態で熱を測ってから受診した方が良いと思います。ただ高熱でつらい場合は飲んでも構いません。その場合は、何時に薬を飲んで何時にどのぐらい熱があったか、時系列でメモをとって頂くと参考になります」

 新型コロナ感染発見の最前線ともいえる発熱外来。他の患者や医療スタッフの感染を防ぐため、直接駆け付けるのではなく、まずはかかりつけ医や相談センターへ電話してから受診してほしいと呼びかけています。