きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

MENU CLOSE

"核のごみ"第2段階 概要調査は「知事や市町村長の意見に反して進めない」経産相が鈴木知事へ文書で回答

社会 友だち追加

鈴木知事の申し入れに文書で回答した梶山経産相

 いわゆる"核のごみ"の最終処分場選定に向けた文献調査が北海道寿都町と神恵内村で進む中、鈴木北海道知事が北海道民の不安を払しょくするよう文書で求めた申し入れに対する回答が11月27日、経済産業大臣からあったことがわかりました。

 これは11月18日に鈴木直道北海道知事が、梶山弘志経済産業相に文書で申し入れをしたものへの回答で、27日付です。

 鈴木知事が申し入れした主な内容は以下の通りです。
1.文献調査に伴い、北海道に特定放射性廃棄物を持ち込まないこと
2.文献調査の計画、進捗状況、結果を地元の求めに応じ説明会などを開き丁寧に説明すること
3.風評被害やいわれのない差別などが発生しないよう、責任をもって正確な情報発信するなどの対策を行うこと
4.第2段階にあたる「概要調査」へ移行しようとする際、知事又は当該町村長の反対があれば、処分場選定プロセスから外すこと
5.引き続き全国で最終処分場事業の理解促進に努めること

 これに対する梶山経産相から知事へ送られた回答の主な内容は以下の通りです。
1.文献調査に伴い、北海道に特定放射性廃棄物は一切持ち込まない
2.文献調査は処分場選定に直結するものではなく、議論を深めるものでいわば"対話活動の一環"。求めに応じ丁寧な説明を行う
3.風評被害やいわれのない差別などが発生することがないよう、責任をもって正確な情報発信などの取り組みをする
4.「概要調査地区」の選定は、「所管する都道府県知事及び市町村長の意見を聞き、十分尊重する」としていて、意見に反し選定を行うことはない
5.最終処分実現に向けては、引き続き国が前面に立って理解促進に努め、全国のできるだけ多くの地域で文献調査を実施してもらえるよう取り組む

 鈴木知事の申し入れに対し、不安を払しょくする内容となっていて、文献調査の次の第2段階である「概要調査」へ進む際は、知事や町村長の意見に反して進めることはない点を、改めて文書で示しました。