高速道路で開発中「自動運転除雪車」公開…"吹雪"で視界悪くても大丈夫 労働人口減少対策にも高まる期待
冬場の厳しい条件で行われる高速道路の除雪。自動化を目指し開発された除雪車が公開されました。
田中 うた乃 記者:「こちらの除雪車、自動運転なんです」
ネクスコ東日本が開発している自動の除雪車は、9月に自律走行に成功しました。
衛星システムと高精度地図情報を組み合わせ、吹雪などで視界が悪い時でも運転できます。労働人口の減少などへの対策が期待されています。
NEXCO東日本 技術部 臼井 和絵さん:「必要な雪氷対策の高度化、効率化、安全向上を進めることによって冬の高速道路の安全安心につながると考えています」
今後は雪道での自律走行や作業操作の自動化の試験を重ね、2022年度の運用を目指しています。