4人死亡 94人感染北海道 5日ぶり2ケタに…新規クラスター札幌と函館市で計3つ

感染者情報を発表した北海道
北海道は1月24日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された36人の詳細を発表しました。
北海道発表分としては新たなクラスターは確認されていません。
これまでのクラスターが拡大しています。
●魅力が運営する小規模多機能ホーム「らしさ七重浜」(北斗市)
新たに施設利用者の感染が確認され、この関連の感染者は計15人(職員5、施設利用者10)となりました。
●帯広徳洲会病院(音更町)
新たに入院患者の感染が確認され、この関連の感染者は計53人(職員21、入院患者32)となりました。
●住宅型有料老人ホーム「北勝館」(音更町)
新たに職員と施設入所者の感染が確認され、この関連の感染者は計42人(職員7、施設入所者35)となりました。
【1月24日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:1人
▼石狩地方:3人
●江別市:3人
●千歳市:2人
●恵庭市:2人
▼後志地方:1人
▼胆振地方:8人
●苫小牧市:5人
●北斗市:1人
▼オホーツク地方:3人
●北見市:3人
▼十勝地方:2人
●音更町:1人
▼釧路地方:1人
24日は4人(北海道発表分2、札幌市1、函館市1)が死亡、感染者は札幌市35、函館市15、旭川市1、小樽市7人が確認され、あわせて94人。5日ぶりに100人を下回りました。
新たなクラスターが札幌のススキノ地区ではないスナックとバー、函館市の大学で計3つ確認されています。
94人中、35人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人増えて17人。うち札幌市は前日と変わらず7人となっています。
北海道内の重症者は14日に「9人」まで減少しましたが、再び増加傾向となっています。
北海道内の感染者は、計16629人となりました。
北海道は緊急事態宣言を要請する基準として、新規感染者が直近1週間に人口10万人あたり25人を超えた場合としていて、23日までの1週間での感染者数は北海道854人となり、10万人あたり「16.1人」となっています。