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スピードスケート”高木姉妹”がコロナ禍での大会に感謝と責任を再確認「さらに気を引き締めて」

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北海道幕別町で行われた平昌五輪の祝賀パレードでの高木菜那・美帆姉妹 2018年4月撮影

 11月13日から3日間、明治北海道十勝オーバル(北海道帯広市)で、全日本選抜スピードスケート帯広大会が感染防止策を徹底して開催されました。

 新型コロナウイルスの影響で2020年内のW杯中止が決まっていたこともあり、例年なら海外遠征をしている国内トップ選手も出場しました。

 11月15日(帯広大会最終日)の女子1500mには、2018年の平昌五輪の女子団体追い抜き(チームパシュート)で金メダルに輝いた高木菜那、高木美帆、佐藤綾乃がそろって出場。菜那、美帆の姉妹は同組で滑り、高木美帆がリンク新記録を更新する1分54秒65で優勝しました。

 2位が姉の菜那。3位に22歳の新鋭、小野寺優奈が入り、4位の佐藤までが2分を切るハイレベルな争いでした。

 女子短距離の小平奈緒と並び世界のスピードスケート界のみならず日本の冬季スポーツを人気、実力ともリードする高木美帆の圧巻の滑り、高木姉妹同走、表彰台を帯広南商高の卒業生が独占したとなれば地元、北海道・十勝での開催で会場は「大歓声」に包まれるはずでした。

 しかし、新型コロナウイルスの影響でこの大会は無観客。北海道内での感染確認者数の増加や2022年冬季五輪のプレ大会として2021年に北京で行われる予定だったテスト大会の中止発表も重なりました。

 高木姉妹は競技後のオンラインインタビューで次のように話しました。

 高木 菜那 選手:「(観客の有無は)大きな違いがある。集中度だったり、モチベーションだったり、頑張れる力というのが応援してくれる人がいるからなのだと改めて思った。大会ができていたり海外に行けたりというのも支援してくれる人たちがあってのことと改めて実感している。もっと感謝しつつ、これから世界の大会ができるようになったら、そうした気持ちを心の中に入れてレースに1つ1つに集中して臨んでいけたらと思っている」

 高木 美帆 選手:「(2021北京世界距離別選手権の中止は)もしかしたらモチベーションに悩むことがあるかもしれないが、今の心配はいつスケートができなくなるかわからないという状況にあること。そうしたこともしっかりと考えて、更に気を引き締めながら生活をしていかなければいけない。(競技会などで訪れる)地域に迷惑をかけないようにという責任も感じている。戸惑う部分もあるが新しい発見があったり、良い経験だと思えたりするところもあるので(そうした部分は)プラスにとらえていきたい」