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200人感染北海道 "時短要請"ススキノから悲鳴 「ステージ4」基準も到達…移行ならさらに生活制限へ

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 感染が続く北海道で、「ススキノ対策強化」に舵を切ったのが鈴木知事と札幌の秋元市長です。

 これから年末を迎え稼ぎ時となる12月を前にこの危機をどう乗り越えるのか、葛藤する飲食店を追いました。

 11月7日開かれた北海道の会議。鈴木知事が危機感をあらわにしました。

 鈴木 直道 北海道知事:「ステージ『3』へ移行することを決定しました。感染拡大を抑えこんでいかなければならない。ススキノを守る戦いでもある」

 新型コロナウイルスの感染拡大で集中的に対策が取られるのは、新規感染者の7割を占める札幌・ススキノ地区。

 11月27日までの間、営業時間の短縮などが要請されました。

ススキノ地区への「自粛要請」

 対象となる飲食店は約4000店舗。接待を伴うキャバレー・ホストクラブなどは営業が午後10時まで。カラオケ店や食堂などはアルコールの提供を午後10時までとするよう要請されました。

 鈴木 直道 北海道知事:「新北海道スタイル(の感染対策)を宣言している店舗を選んで欲しい」

 北海道民にこう協力を呼びかけた鈴木知事。

 一方影響を受ける飲食店に対し、札幌市は自粛要請に応じた事業者に20万円の協力支援金を支給するとしました。

 秋元 克広 札幌市長:「事業者には大変な負担をかけるが、なんとか11月中に抑えていきたい」

 新たな自粛の要請を知ったススキノからは悲鳴が…。

 札幌市民:「私も午後9時40分に帰ってきた。店も午後10時に終わった。われわれも(営業時間短縮に)も協力しなければいけない」

 千葉からの観光客:「しようがない。(営業時間短縮は)いいと思う」

 仙台からの観光客:「寂しいですが妥当なのでは。このご時世なので」

 営業時間などの短縮が要請されたススキノ。客は冷静ですが、飲食店側はそうはいきません。

ススキノの事業者やタクシー運転手からは悲鳴も

 北海四季佳肴 魚作 遠藤 匡里子さん:「ススキノは午後10時ごろから酒を楽しむ場所。厳しい月になりそうです。11月は」

 こちらの海鮮居酒屋では玄関を常に開けて換気をしたり手の消毒を呼びかけたりしたほか、カウンターを仕切り座席の間隔をあけるなどできるかぎりの感染対策をとっていました。

 客足も徐々に戻るなか新たに出された自粛要請に肩を落としています。

 北海四季佳肴 魚作 遠藤 匡里子さん:「東京など本州からGo Toの客で予約も多くなってきている。キャンセルが心配。増えるのではないか」

 要請に応じた飲食店には20万円の協力支援金が支給されますが、それ以外の業界は支給対象外。自粛要請の影響をもろに受けるタクシー運転手は…。

 タクシー運転手:「ススキノばかりいじめすぎ。コロナウイルスってススキノにしかないのですか。店もだんだん消えていく。戻らないですよ、もう」

 今回の営業時間短縮要請はススキノエリア限定ですが、"狸小路商店街の一部"も含まれています。